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2020年Jリーグの終わり。サッカーを支えた人たちに感謝。

昨夜はJリーグアウォーズの日。

普段は生で見ることはないのだけれど、今年はどうしても気になることがあって、帰宅してすぐDAZNで追いかけ再生で見た。

MVPは誰?

気になることとは、MVPは誰か。私のNoteを読んでくれている人は予想できていると思うけれど、私は今年は断然三笘薫推し。確かに出場時間は少ないけれど、ゴール、アシストといった数字を残しているし、フロンターレの戦い方自体を変えたという意味で、今年は「三笘の年」だったと思っている。というわけで、MVPを優勝チームから選ぶなら三笘の1択!と思っていた。

自分的には対抗は家長昭博。秋口にやや存在感が薄れた時期はあったが、右サイドでのボールキープ力とサイドからのゲームメイク。状況を見て左右に移動しての攻撃など、家長もまた、フロンターレの攻撃に欠かせないピースだった。

あとは守田英正も大きな働きをしていたのは間違いないが、アンカーとしての地位を確立したのは後半になってからのことであることと、得点が1点しかないことで、MVPにはならないだろうと思っていた。

そして大穴かな?と思っていたのがオルンガ。オルンガの爆発力もまた今年のJリーグを彩った大きな特徴だし、圧倒的な得点王というのは大事な要素だ。
フロンターレのフォワードで出場時間を分け合った小林悠とレアンドロ・ダミアンのゴールを合計しても27でオルンガの28ゴールに1ゴール及ばない。フロンターレのチャンスメイクの数とレイソルのそれとを比べれば、オルンガがいかに暴れ回ったか明らかだが。
ただ、新記録というものでもないし、7位と言うことを考えると、MVPの可能性は低いと思っていた。

三笘薫、MVPならずか。。。

結果はオルンガ。うーん。選手の投票の数自体は三笘の方が多かったと言うことだから、選考委員会でひっくり返したことになる。ツイッター上では、「川崎フロンターレ被害者の会」と「オルンガ被害者の会」というハッシュタグも立っているくらいだから、オルンガがMVPに値する活躍をしたことは間違いないけれど、票数をひっくり返しての選出と言うことであれば、理由は聞いてみたいとは思う。

9人!!

私だけじゃないと思うが、何より驚いたのはベストイレブンだった。DFの発表を見て、「最終ラインまるまるフロンターレじゃん!!」。MF見ても「ここも全部フロンターレだ!!」とびっくり。

まあ、谷口、ジェジエウの両センターバックの守備力が今年の攻撃を支えたのは確かだし、山根視来の家長との連携、登里享平の三笘との連携は極めて有効だった。と考えてみれば、最終ラインがそのままベストイレブンに選ばれるのも納得できる。

中盤も、守田英正の盤石のアンカー、前線でのチェックを含めた田中碧の攻守における活躍を思い起こせば、三笘、家長と合わせてフロンターレが独占するのも確かに納得できる。

そしてフォワードはオルンガとエヴェラウド。全体的に、驚きはしたものの納得はできる人選だ。

ベストイレブンに選出されたフロンターレの選手たち

ということで、今日はフロンターレから選出された選手たちの写真を、未アップ分を中心に。

キーパー、チョン・ソンリョン。派手ではないけど堅実だった。スーパーセーブで救われた試合もいくつかある。

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往年の「川崎山脈」を上回るであろう守備力の2人のセンターバック。まずは圧倒的な身体能力を見せたジェジエウ。

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キャプテン谷口彰悟。この2人がいるから攻撃に集中できた。

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右サイドバック、山根視来。守備もインナーラップも光った。何より家長との連携が素晴らしかった。

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左サイドバック、登里。こちらも三笘薫との連携が素晴らしかった。登里なくして今年の三笘の躍進はなかったと思う。

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中盤の要、守田英正。夏以降のアンカーとしてのプレイぶりは見事という他ない。

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攻守に躍動した田中碧。前線でのボール奪取はピンチを摘み、またいくつものショートカウンターにつながった。

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右ウイング、家長昭博。ボールを溜めて時間を作り、スペースを刺す。三笘と家長の左右の槍が今年のフロンターレの攻撃の軸だった。

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そして何より三笘薫。今年、等々力に通った目当ては三笘のドリブルを見ること。自分のスポーツ観戦歴のなかで、イチローや浅田真央と並ぶ、「とにかくプレーを目に焼き付けておきたい」と思えるプレーぶりだった。

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これ、年間ベストゴールに値すると思うんだけどなあ。。。最後にパスしないで自分で決めてたら選ばれてたかなあ。



今日の表紙の写真はプレーではなく、Jリーグ再開後、最初の有観客試合、フロンターレ対レイソルのキックオフ直前を選びました。あの瞬間の胸の高鳴りは忘れない。

今年は、サッカーを見ることのできる幸せを再確認した年でした。

歓声を上げられる日が早く戻ってきますように。