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4/19 今わたしを囲んでいるもの全てが好き

いつも通りに朝ごはんを食べて、食べさせ、朝の支度をし、息子を小学校に送り届ける。
いつも通り。
息子の学校生活が始まって2週間、学校に行くまでの過ごし方がいつも通りといえるくらいには決まってきた。

家に帰り、先日決定した娘の保育園の書類を広げ、読んだり、書いたりする。
ダイニングテーブルは窓際に置いた。
電気をつけていなくても日の光で部屋は十分明るい。
窓から風が入り、レースのカーテンがゆらゆら~と揺れている。
晴れた空も見える。
娘は娘でぬいぐるみたちと楽しそうになにやら喋っている。
本当にわたしの過ごし方なのかなと疑問に思うほど、穏やかなひとときであった。
今わたしを囲んでいるもの全てが好きだ。
この日々ももう終わる。
5月からはわたしも娘も社会に出る。

保育園の入園前健康診断を受けに行く。
風が強い。
我らが電動自転車も何度か風にあおられ、ひやっとする。
手に汗握る。目に砂も入る。
「気持ちを強く持て!」
と強風で誰にも聞こえないことをいいことに自分を鼓舞した。

診察にて医師より
「娘さん、足おっきいですね。」
と言われた。
娘、足が大きかったのか。
娘を産んでから今日まで、娘の足が大きいということを知らずにここまできた。
「健康そのものですね。」
太鼓判を押してもらった。

その足で保育園へ行き、事務的な諸々をすすめる。
2年間、娘のことをよろしくお願いいたします。

家に帰り、おやつを食べて一服する。
ちいかわのグミを食べた。
娘、グミ一つ食べるだけで楽しそうで良い。
グミの絵柄を毎度確認し、「かわいい~」と盛り上がり、グミ部分と中のジュレ部分の触感や食感の違いを楽しんでいた。

「メルちゃんの病院で遊びたいからお母さんメルちゃん動かして~!」
と遊びに誘われる。
現実とファンシーの狭間のような誘い方に思わず笑う。
娘の仰せのまま、アテレコしながらメルちゃんを動かす。
「34番のかた~。はいこちらの椅子でおまちくださいね。」
「まってる間、絵本よむ?」
数時間前に自分が体験してきたことをさっそく遊びに取り入れていた。

息子が帰ってき、お昼ご飯にチャーハンを食べたあとチョコモナカジャンボを食べた。
自転車を乗りに公園に行きたいと朝から言っていたが、外は引き続き強風であったので諦めた。

昨日同様、宿題、ワークを終えた後ゲームをする。
が、子どもたち喧嘩をし始める。
「ゲームして泣くんならやめなさい。楽しめないならおしまい。」
早々にゲームは終了する。
それからしばらく経って、各々好きなことをしていた時、娘がわたしの
膝の上に乗ってきたので「かわいいねぇ。」と言っていると、
「お母さん、さっきも怒ってたし、ぼくのことかわいいって思ってないんだ。」
と息子に言われる。
本気でも冗談であったとしても、そう言われたことにわたしの心はしょんぼりする。
「ぼくのことはいつも頑張ってる息子くんって呼んで。そう呼んでくれたらかわいいって思ってくれてるんだって思うからね!」
わたしの心のしょんぼりも一瞬ですんだ。

早々にお風呂と夕飯をすませ、19時半すぎ「もう眠たい。」と息子。
毎日嫌がる様子一つ見せず学校に行っていたが、疲れがたまっていたのだろう。
流石、いつも頑張っている息子だ。
かわいい我が子たちよ、一週間お疲れ様でした。


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