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【目標】夢野久作のイベントをやりたい!

こんばんは。
佐野太基です。

今回は「いつか、夢野久作のイベントをやりたい!」という自分の目標を話したいと思います。


作家・夢野久作

夢野久作という作家はどのような人物なのか。

夢野 久作(ゆめの きゅうさく 1889年明治22年)1月4日 - 1936年昭和11年)3月11日)は、日本小説家陸軍少尉禅僧、新聞記者、郵便局長という経歴も持つ。幼名は直樹、出家名は杉山泰道(すぎやまやすみち)、禅僧としての名は雲水(うんすい)、は萠圓、柳号は三八。

三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、田舎の風土を醸したホラー、怪奇幻想の色濃い作風で名高い。短歌に長け『白髪小僧』中の神話、『猟奇歌』のなどに代表される。絵もよくし、初期には『九州日報』で童話や今でいう一コマ漫画を描いた。

父は政界の黒幕と呼ばれた玄洋社杉山茂丸。長男はインド緑化の父と言われる杉山龍丸。三男は詩人の杉山参緑。「夢野久作と杉山三代研究会」の杉山満丸は孫[1]

1936年(昭和11年)3月11日脳溢血死亡、享年47。

Wikipedia

代表作『ドグラ・マグラ』の名前は一度耳にした事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして『ドグラ・マグラ』は“読んだ者は一度は必ず精神が狂う“とまで言われており、その言葉から夢野久作という作家は“何かヤバい奴“というイメージを持つ人も多いでしょう。
かくいうボクも最初はそんなイメージでした笑

夢野久作という名前は本名ではありません。
昔の博多の方言で“夢想家““人の考えないようなことを言う人“という意味です。

そうです。
我がふるさと、福岡県出身の作家なのです!


演劇との親和性が高い作品たち

noteでは散々、「福岡を舞台にした時代劇を作りたい」「福岡に所縁のある作品を作りたい」と言ってきました。
そんな想いを常に胸に灯しているので、福岡に所縁のある作家を調べていくうちに夢野久作に出会ったのです。

作品が面白いのは言うまでもありませんが、いくつか作品を読んでいる内に演劇との親和性が高いよな~と思っております。

理由としては、夢野先生の作品の多くは“独白体形式”、“書簡体形式”なので、舞台に立った役者の台詞としても朗読劇としても作品の雰囲気や世界観を壊すことなく表現ができそうです。

また、ドグラ・マグラのイメージから作品全部が奇々怪々でおどろおどろしい印象を持つかもしれませんが、童話や絵本にしても違和感のない作品も多くあります。
ボクが好きで絵本のような絵を作り朗読したいのは『きのこ会議』『お菓子の大舞踏会』『虫の生命』などです(^^)

サムネにしている、乙女の本棚というシリーズで出版されている『死後の恋』なんかは、この絵をそのまま使って朗読劇にしたいぐらいです!


福岡県ではあまり親しみがない?

そんな夢野久作ですが、福岡在住のファンの人がよく
「福岡県民は夢野久作が福岡出身であることを知らない…」
「こんなに偉大な作家の文学館がないのはおかしい!」
と嘆いています。

ボクもそのような方々の声や実際に夢野久作関連のイベントを実行している人たちの活動を体に入れると、自分でも何かしたい気持ちがムクムクと湧き出ます。

今は妄想の域ですが、神保町などで『夢Qアイランド』みたいな名前で夢野久作のイベントをやりたいです。
彼の人物像やクイズ大会、短編の朗読などなど…

やりたい事、夢ばかり語る今の自分はまさに“夢野久作“ですね。
この夢が叶うよう、動きます!

今宵はここまで。
佐野太基でした!

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