飼い猫と一緒に保護猫話
この記事は「【マイスター・ギルド】本物の Advent Calendar 2020」9日目の記事です。
今日から数日、にゃんこのお話続きますよ!わーいやったね!
ご挨拶
こんにちは、12月11日(金)担当のhktです。
最近、目が覚めたらすぐ近くにいる飼い猫たちにほんわかしてそのまま寝過ごしそうになります。……ダイジョウブ、マダチコクハシテナイ。
そんな、可愛くて癒しでもふもふであったかくて可愛くてツンデレかと思いきや甘えたで可愛くて食いしん坊で遊び上手で(ry
えー、つまり今回はとても可愛い猫たちについての話題です。
猫はいいぞっ(・ω・)b
飼い猫たち
hktは今、猫を3匹飼っているのですが、みんな保護猫さんです。
保護猫って聞くとふわっとした人も、あーあれね!ってなる人もいるかもしれませんが、今回は保護猫についてお話をします。
話をするにあたって、まずはうちの飼い猫たちの紹介をしようと思います。
え?紹介したいだけでしょって?いやそんなそんな。
……そうですよ!(いい笑顔)
■小雪
3歳の女の子で、構ってほしい時だけすり寄ってくるツンデレさんです。
最近は膝上にゃんこに昇格し、遊んでほしい時に猫じゃらしを自分で持ってくるようになりました。
賢いね小雪さん!
■つむぎ
7ヶ月の女の子。えりまきがとても立派です。
後述するこはくとは姉妹で、つむぎは妹です。
誰彼構わずすり寄ってきて、足の間で寝転ぶとてもマイペースな子です。
最近は小雪さんがお気に入りのようでよく後を追いかけてます。
■こはく
7ヶ月の女の子で、シュッとした顔立ちがとても素敵。
つむぎと姉妹です。こはくは姉ですね。
最初は近づくたびに逃げられていたのですが、最近はお腹すいたら鳴いて近づいてくる、構ってほしくなったら鳴いて近づいてくる…と、一番の甘えたさんになりました。
自慢とかもっとたくさん書きたいのですがキリがないのでそろそろ本題へまいります。3匹の画像多めでお送りします!
保護猫とは?
小雪さ~ん!保護猫ってなーに?
「いま、寝てるからあとにしてほしいニャ…まぶしい」
はい。お休みのようなので私が説明します。
保護猫は、文字通りといえばその通りなのですが、より詳しく説明すると、
◆捨てられた
◆飼えなくなった
◆行政に持ち込まれた
◆野良で去勢してない・避妊してない
などの事情で保護された猫のことです。
「私も小さニャ頃に保護してもらったのよ!」
おはようございます、セレブ小雪さん。お目覚めですね。
保護猫と出会うまで
さて、この保護猫さんたちですが、もちろん保護する団体が存在します。
この保護猫団体が猫を保護した後、することってなんだい、つむちゃん!
「あそぶ!ねる!」
うん、それはつむちゃんのやることだね!
hkt調べになりますが、保護猫団体は上記の様々な理由で猫を保護した後に下記の行動を取ります。
◆6ヶ月未満の子は野良に返さず育てる
◆6ヶ月以降の子は去勢・避妊手術を行った後、野良に返す
◆野良に返しても再度捕獲器に入ってた子の親を探すため、「譲渡会」を定期的に開く
他にも、身体が不自由な子や、譲渡会を開いてもなかなか親が見つからない子などを保護団体の方が個人的に引き取るいうこともあるようです。
では、いざ私たちはいつ保護猫と会うのか?
こはく~教えて!
「ごはんくれるときです!」
可愛いけど不正解です!あとでごはんをあげよう。
先程記載しましたが、保護猫は「譲渡会」で出会うことができます。
「県名 譲渡会」などで検索するとすぐヒットするかと思います。
譲渡会は何度か行きましたが開催場所は、
◆保護している猫が普段から過ごしている場所(猫カフェ・病院など)
◆いくつかの保護団体が集まってカフェを借りる
上記2つのパターンかなと思います。
ちなみに感想ですが、どの場所も都会から少し離れた場所なのでそういうところのほうが猫を捨てたりする人が多いのかな、と思いました…。
思えば地元の田舎も野良猫が多かったです。
「今、飼ってる人は絶対捨てニャいでね…」
飼い猫になるまで
譲渡会で会うのは分かったけれど、そもそも一体どうやったらうちの子として迎えられるのか!
「おしえてつむぎ」
「ねえねえ、おしえてつむぎー」
「(ニャんでわたし…?)」
つむちゃんが困ってるようなので私が説明しましょう!
おそらく、どこの保護団体も飼い猫となるまでに下記の手順を踏むことになると思います。
◆譲渡会へ参加する
◆大体30分~1時間の間、参加している猫と触れ合ったり、保護している方に質問したりする
◆猫可能な物件に住んでいるか、生涯飼育が可能か、もし万が一飼えなくなった場合の対処法などを記載し、3日ほど保護猫団体からの連絡を待つ
◆OKだった場合、まずは1週間から1ヶ月間の間、トライアルという形で保護猫と一緒に暮らす(その間の費用はすべてこちら負担です)
◆先住猫との相性、家の環境などすべて問題がなく、お家へ迎えたいという意思が固まったら契約書にサインをし、迎える猫の手術代および保護猫団体への寄付分を支払う
こうしてようやく飼い猫としてお迎えすることができるのです。
結婚していないと駄目、家を空ける時間が長いと駄目、単身だと駄目というように結構条件は厳しいこともありますが、その上で一緒に暮らしたいと思う子に出会い、無事飼い猫となった時の喜びはとてもとても嬉しいものです。
間違っても、愛が勝りすぎて突っ走って猫不可能物件でしたとかならないように!笑
たまにあるらしいですよ!
おまけ1:ぶっちゃけいくらかかるのか
あくまでhkt家でかかった費用の話にはなってしまうのですが、1匹お迎えするにあたって必要なものと費用はとてもざっくりでこんな感じ。
あくまでhkt家の話です(2回目)
◆ケージ:約5千円(※手作りした場合)
◆トイレ:約6千円(※1匹につき+1必要)
◆トイレの砂:約2千円
◆ペットシーツ:費用なし(※トイレにおまけでついてきた)
◆おもちゃ:100円~1万円(※これは人による。hkt家は3千円くらい)
◆ごはん・おやつ:約3千円(※子猫の場合はもう少しかかるかも)
◆ごはんの器:約2千円
◆給水器:約3千円
◆ベッド:約3千円(※これも人による)
◆つめとぎ:約3千円
◆キャリーケース:約3千円
◆お迎えする猫の手術代・保護団体への寄付分:約2万円
これにプラスでお迎えしてからも消耗品や病院代は定期的にかかります。
保護猫団体さんには1年で10万くらいだとお聞きしました。
※目安の話であり、ペットショップより安いからってみんな今すぐ飼おう!と無責任に言うつもりは一切ありません。飼おうと思ってる人は生涯一緒にいることを覚悟の上で家族の人と相談してくださいね。
おまけ2:サクラカットとは
このダレているこはくの左耳を見てもらえるとわかると思うのですが、桜みたいに切り込みが入ってることをサクラカットといいます。
去勢・避妊済の保護猫さんにはだいたい入ってます。
可哀想!と思う人や気に入らない人もいるとは思うのですが、これにはちゃんと理由があります。
みんな分かるかな?
「ねむねむだからわかんニャいです」
「おこたさいこー」
おうちでぬくぬくしてる3匹ですが、万が一この子たちのような飼い猫が逃げてしまった場合や、または保護猫団体が去勢・避妊手術を行った後に野良へ返す場合に理由があります。
一度なんらかの形で外へ出て別の団体に保護されたとき、サクラカットがないままだと、必要がないのにまた手術して…という状況になってしまうので、それを防ぐためにカットするそうです。
自分で子猫から育てて手術をする場合や、どうしてもとお願いして入れないことも可能ではあるそうですが、飼い猫が逃げてしまうような状況には絶対しないことが条件です。
保護猫は外に慣れてないことが多いので、一度逃げたら帰ってくることが少ないです。
うっかりは許されませんね。
最後に
以上、保護猫について、hktと飼い猫たちがお送りしました。
ちょっとでも頭に入ったなら幸いです。
はい、では最後にみんなご挨拶!
「「「マイスター・ギルドをよろしくね~!」」」(宣伝)
よーしみんな偉い!ちゅ~るあげようね!!
9日目担当、hktでした!