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六本松は大人の遊園地|博多幸福論#027

ポコっと1日休みになったら、
①仕事がある日は行かない場所で
②美味しいランチが食べれて
③本屋さんに寄れて
④帰りにパン屋さんにも寄れたら

最高だと思っている。

先日、そんなポコっと休みがあったので六本松に探検に出かけた。

まずは、王監督の行きつけだというニイハオ、ポンユウ!
先日ふらっと入った中華料理屋が思ってたんと違うかったので、ぜひ中華リベンジをしたかったのだ。

「へぇ、こんなところにあるんだねぇ」なんて外観を観察してたら、続々と人が吸い込まれて行くので焦って入店。
広くて綺麗な店内の壁には数えきれないほどのサイン色紙が並んでいる。
店の半分がキッチン、もう半分が客席という感じで、キッチンはめちゃくちゃオープンになっている。そしてたくさんの従業員たちがその中でワタワタと調理する光景が見える。これは餃子李のスタイルと同じだと思った。どっちが先なのか、これが中国スタイルなのか、福岡スタイルなのかわかんないけれども。

搾菜までもがきっちり美味しいレバニラ定食

夫が選んだのは、好きな人はだーい好きなレバニラ
私は炒めたレバーがあまり得意じゃないけれど、このレバニラのレバーは胡椒がガツンと効いてて美味しかった。君、本当にレバー?
が、噛んでいって噛んでいってもうそろそろ喉を通過しまーすという工程までいったところで「あぁ、おまえ、やっぱりレバーだったんだね」と思うぐらいにはレバーの味がします。
そして、見た目よりも大盛り。食べても食べてもなくならない。

もう一つ頼んだのはメニューを見て気になった上海風高菜ラーメン
これは初めての味だった。高菜をこんな風にアレンジできるんですね??知らなかった。知らなさすぎた。おいしくておいしくて最後の一滴までスープを飲み干してしまった。
というか、高菜自体がまず美味しい。今まで私が食べてた高菜って偽物だったのかな。どうしたらこんな美味しい高菜になるんだろう?

中華の後は飲みに行こうと思ってたから、おなかいっぱいにならないように餃子は頼まなかった。なのに満腹!
うー、これは腹ごなししないとお酒が入らない・・・。
しかし案ずるなかれ、ここは六本松。TSUTAYAがある。
ブラブラブラ・・
ツタヤで時間を潰して、さぁそろそろ飲みに行こうかと店を出る時、私の手には東海林さだおの本があった。
食べて、休憩して、またこれから飲もうという時に食べ物のエッセイを買うとは、、一体どんだけ飲食好きなんだと、自分で自分にひいちゃった。。

そして向かったのが、ずっと気になってた岩瀬串店
酒場は大人の公民館
くぅーっ、沁みるコピー!

子どもがいるとファミリーフレンドリーなお店も重要だけど、こういうお店も私にとっては必要不可欠なんです。
大人だけの社交空間。BGMは歌謡曲。あぁ痺れる。

コの字のカウンターのみで、お店の人とも隣のお客さんとも距離が近い。
このぎゅっとした感じ、ちょっと大阪を思い出す。東京っぽくもある。
「おぅ!」ってな感じで入ってくる常連さんが多いのもいい感じ。

牛すじと豆腐の煮込み

ちょっとこれまた出血大サービスの煮込み大盛り。
これが昼の二食目というか、おやつというか…な私たち。このボリュームを見た時はちょっとビビっちゃったけど、見た目の濃さからは想像できないあっさりとした味でぺろっと食べてメガチューハイが進んでしまいました。

ハチノス

このハチノス、ぷるんっぷるん!
ハチノスってさ、下処理があまいと臭みが残りがちだよね。
でもこれは本当に美味しかった。最後に表面を炙ってあるのも香ばしさがあってよかった。あぁ幸せ。

こんなに美味しくて、人があったかくて、財布にもあったかいお店、そりゃみんな常連になっちゃうよな。

六本松にはまだまだ行ってみたいお店がいっぱいあるけど、今回の二店はぜひまた行きたい。というか、行くんだろうな。

また行きたい店があるって、いいよね。

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