自己紹介と、行動原理。
先日、佐藤ノアさんがこのような(上画像)ツイートをしていた。ちなみに僕は佐藤ノアさんが何者かは全く分からない。だが、誰かのリツイートによりタイムラインに回ってきたそれは、僕の行動原理によく似ていた。
最初の記事から重めの話題ですいません。僕は千葉で2年目の大学生活を過ごしている普通の大学生です。好きなものは無糖カフェラテとスーパー銭湯、カフェ併設の書店です。最近、自分について考えることが多くなってしまい、その整理のためにnoteを始めてみました。140文字のSNSで書ききれなさそうな感情が沸き起こった場合に、メモ帳がわりに使いつつ、自己紹介も兼ねてみなさんに公開していきたいと思っています。ですので、ここで公開する文章は世間体を気にして当たり障りないことをそれっぽく論理立てて言う、というよりかは自分の感じたことをそのまま書き出し、それを他人に見せられるように再構成しただけの生のもの、と捉えてください。
ベストセラーの『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延 著 の受け売りですが、僕もこの方針で文章を書くことにしています。
こんなところまで僕の文章を見にきてくれるような少しでも僕に興味がある人にとっては楽しめるような、少し突っ込んだ内容も書きたいなと思っています。よろしくね。
さて、最初に紹介した画像についてである。僕は大学生活が友達にも恵まれ、ぶっちゃけうまくいっている。それをこれ見よがしにSNSで公開している。それはなぜか。僕はこれまでの人生が順風満帆だったわけではない。小学校時代は典型的なガリ勉いじめられっ子であったし、中学校でもただ少し勉強のできる目立たないキャラであった。田舎特有の、勉強のできる人がコケにされる、不良が偉いという価値観の世界で生きてきた。そういった理不尽な世界を見返してやりたい、それが僕の行動原理である。
高校に入り、そのような淀んだ価値観の場所から解放された僕は、自分が生活しやすくするためにはどうしたらよいかを一番に考えるようになった。先生に好かれるためにテスト勉強をしていい成績を取り、友達から好かれるために体を張ることを厭わず、空気を読みつつ目立てるときにはめいっぱい目立ちにいった。その結果、部活や学校行事において、リーダー的役割を任されることが多くなった。顔も広がり、他学年にも友達が増えた。これが本来の自分であると、小学校時代のいじめの経験があったからこそ強く思えるようになり、自己肯定感MAXの人間になることができた。その点では自分の性格を作り上げてくれたいい経験だったと思っているし、今では相手方に対しては憎いといった感情は全く持っていない。ただ、あのとき自己嫌悪に陥らせなかった自分と両親にはとても感謝している。自分が今キラキラした生活を送ることで、あのときの記憶を自分からは消し去り、相手からは強く思われたいと願っている。そのために、インスタでは不自然なほどに弱音や低レベルな情報は流さないようにしている。
大学に入り、話のレベルが合う同じような生活水準で生きてきた人たちと出会い、自分が選んだ環境で生きることができるようになった。高校や大学の人たちとの楽しそうな日常を大々的にアピールするのは、ささやかなマウンティングである。「羨ましいと思われたい。」SNSをやっている人間はほとんどがその感情を持っているだろう。それをどういった形で表すかは人それぞれである。僕はそういったこともあり、自己顕示欲強めに自分を設定している。
僕はSNSごとや現実世界でも会う人や団体によって人格がコロコロ変わる。というよりかは自分に仮面を付け替えている。
https://twitter.com/tarareba722/status/1168680409225256960?s=21
このツイートにもあるように、それぞれが自分のキャラであるのだから、どれが本音というわけでもなく、場所や人によって仮面を付け替えるほうが楽でいいのだ。僕がよく呼ばれるあだ名である「ほくろん。」も便利な仮面である。みんなが期待している自分をその場その場でさらけ出せばいいだけである。こんな話、センター試験の現代文の評論で解いたな、当時ひどく感銘を受けた記憶がある。だから、今になってもほんとうの自分というものが見当たらない。このまま見つからなくてもいい。人との関わりの中で生きていくしかないのだから、仮面の予備をたくさんバックに入れて、今日も1日精一杯生きる。
しょっぱなから重い!文字数制限のない怖さ!
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