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本当に関わりたいサービス・組織だったら、商圏なんか余裕で飛び越えてくる。

これは。完全に僕の思い上がり頭でっかちな部分の大反省な話です。
そして、確実に再現性のある話でもあります。

エリアマーケティングは正直昔から得意で、こんな時にはこうすればいい、あんな事をすればいいというノウハウは一通り持っており、あれこれ企画したり運用してたりしてました。
もっとも、実験や開発もやるのですが、これは首都圏とかではなく、地方の1企業(営業のいないサービス業。まぁ、実家です。)であれこれ試してよかったものを出してました。

思い上がり、頭でっかちだなと反省しているのはこの1~2カ月の事です。なにをやったかといえば、

・WEBでのコンテンツマーケティング(地道なブログ投稿、YouTube投稿、ビジネスプロフィール投稿、クチコミのコール&レスポンス その他、案件に応じて組み合わせなど変わります)
・Google広告(これも反省点。下手にエリアマーケやってるとエリア設定もだいたい偏ってくる)

これを1年以上愚直にやってきたところ、
尤も、Googleさんの検索アルゴリズムの変化もあいまってというところではあるのですが、

・想定していなかったエリアからWEB検索で見つけてもらい、ビジネスに繋がった。

これがまぁ面白い事に、異なる業種で同じような結果になったわけです。

僕の実家の話で言うと、取引会社を変えたいので相談したいというのが立て続けに来ています。物理的にサービス提供が難しいエリアなので信頼する他社さんにお繋ぎしました。BtoBで普通に成果が出ました。
BtoCも同様で、例えばクリニックの場合だと、公共交通を使ってドアトゥドアで1時間以内をエリア設定してGoogle広告を展開していたのですが、それよりも全然エリア外(2時間以上かかるんじゃないか?)くらいの所から検索で辿って予約が何件も入ってきたとか、
また別の所だと、YouTubeを通じて知って、新幹線や飛行機の距離感の所から通う方が一気に増えたとかで、全然想定していなかった集客が担当しているクライアント様どこもかしこもで例外なく増えました。

熱量もあるのですが、どの世界もですが、検索する方々、基本的にみんな不安なのだと思うのです。知らん世界ですし、規準も分からないし、正解もわからないし、もっと言えばネットに書いてある事も本当かどうかなんてわからないわけですし(だからこそのEEATだと思う)そこに寄り添ってあげる正しいPRをし続ける事によって、かつ、リアルでも誠実な営業をしていくという形で廻していくと、本当に商圏なんか余裕で飛び越えて人が集まってきます。

もちろん、ざっくりマーケやる為に基準値としてマーケットデータはおさえるべきなのは変わらないのですが、距離感なんかより、ここと関わりたいという想いをしっかり持ってもらえるようなPRがどれだけできるかっていうのは、どんな業種業態でも大事だなと痛感しました。

自らの強みというか魅力を欲しい人にどう伝えてつなげていくか、こればっかりはテクノロジーだけでない、人の想いを形にするという泥臭い作業が必要だと思っております。

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