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24.10.2 自己覚知とやら

 あまりにも後ろ向きがすぎるので、ネガティブな記憶を紙に書き出して整理してみよう、と思い立った。

 思い出せばネガティブな事ばかりだった幼少期、いつも記憶の一片が頭によぎっては落ち込んだり無性に腹が立ったり。
感情がジェットコースターな原因は、いつもフラッシュバックだった。

 久々の振り返りに少々気が重かったが、やはり書き始めると手が止まらなくなる。
 それだけ不快だと感じた事が多い証拠だが、今まで一つ一つで躓いていたものが、今はスルスルと書き出せるようになっていた。

 それに、整理して書いている時、やっぱあの時のこれだいぶ変だよな、とおかしすぎてわらけてくる始末である。

 書き連ねると、徐々に、これまで信じられなかった、卑下してきた自分自身という存在の尊さを、命の価値を見出せるようになった。

 今日まで生き続けられている事の凄さ、周りの大人達を反面教師にしてより良い人間になろうと改善する姿勢の良さなどをつい褒めたくなった。

 今までいくらでも死を選ぶタイミングはあったのに、よくここまで生きてきたな、と、今まで自分を虐げてきた分、今度は労わらないといけないと感じた。

 自分を救えるのは他でもない、自分自身だと知っているから。

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