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人生をより豊かにしてくれたレノファの今シーズンを振り返る 〜今後への期待感を添えて〜

レノファについてのnoteはかなりご無沙汰になってしまいました。

5月にnoteにてコラボ企画が開催されていること、そして直近の大分戦の現地観戦にて次の現地がだいぶ先の話になってしまいそうなこと、この2つの理由により、今シーズンのここまでのレノファ戦いぶりを私が現地観戦した試合を中心に振り返りたいと思います。


新たな姿を披露した衝撃の開幕戦

開幕戦はホーム開催のイメージが強いレノファでしたが、今年はアウェイ。それも横浜とのこと。関東在住としてこれは行くしかないと参戦しました。

この開幕戦は衝撃的でした。
志垣監督のサッカーを予習していなかったこともあると思いますが、きれいな4-4-2のブロックと、鬼スライドを開幕戦から見せつけられました。

メインスタンドから見ていたこともあり、水を漏らさないほどの自陣での鬼スライドに心奪われました。

衝撃度で言えば、18年の熊本との開幕戦に匹敵するものだったと思います。

この熊本戦は私が縁もゆかりもない土地である山口県のサッカークラブにハマるきっかけになった試合でありますが、数年見続ける中で少しずつサッカー観が変わってきた私にとっては今年の横浜戦はそれを凌駕するほどの衝撃でした。

開幕戦でここまでのブロックと鬼スライドを見せられて今年のレノファは楽しそうだなと思った一戦でした。

昇格候補のチーム相手に悔しいと思える引き分け


衝動的に決めた岡山遠征

次の現地観戦はその2週間後に訪れました。
3節の岡山戦です。

開幕戦で受けた衝撃をそのままに2節のホーム開幕戦を見届けた私は居ても立っても居られなくなり、日程発表時には遠征計画に含めていなかった岡山行きを決意。日帰りでの弾丸遠征を敢行しました。

シティライトスタジアムでの観戦は初めてだったこともあり、試合前にファジフーズを堪能。
いざ、開幕連勝スタートの岡山との試合が始まりました。

念願のファジフーズ

試合は岡山の圧力に対し、堅い展開で耐える山口という構図。山口のチャンスもなくはなかったですが、退場者が出てしまったこともあり、終盤に失点。初黒星を喫しました。

岡山強しの内容に感じましたが、自分たちから崩れない山口の強さも印象づけた試合でした。

楽しみだった遠征断念直後の上位決戦

開幕の3試合で強さを印象づけた山口は、勝ったり負けたりをしながらも勝点を積み重ねていきました。

私自身の次の観戦予定はアウェイ鹿児島戦でした。日程発表時にここは行くと決め、諸々の手配を完了させていましたが、直前に痛恨の体調不良となり、断念せざるを得ない状況になりました。

残念な気持ちを引きずりながらやってきたアウェイいわき戦。これが今シーズン3試合目の現地観戦となりました。

昨年のいわき遠征は花粉との格闘しか印象に残っておらず、
今年はそのリベンジでもあった笑

いわきは山口同様、今シーズンの台風の目となっており、上位対決が実現。

湯本駅から軽い山登りを行い、500円クーポンをもらってスタグルを楽しみ、いざキックオフ。

いわきのスタグルの充実度を考えるとこのクーポンは大きい

試合は山口の完勝。プレスでいわきからボールを奪い、効率的な前進でチャンスを作った山口。いわきの西川は恐ろしかったですが、ディフェンス陣も大崩れせず、2-1で勝利となりました。

昨年とは異なる内容でいわきの地でも連勝となりました

これで今シーズン初の連勝。そして次節の藤枝にも勝利を挙げ3連勝を飾りました。

今年2度目の衝動的遠征

藤枝に勝利し、テンションが上がった私はまたまた居ても立っても居られなくなり、衝動的に大分行きを決意。鹿児島遠征のリベンジや!と意気込み、その遠征で使う予定だったマイルを注ぎ込んで遠征の手配を完了させました。

初めてのレゾナックドーム大分の大きさというか、迫力に圧倒されましたが、山口の選手たちは臆することなく、この試合も堂々と戦っていました。

規模が大きくて迫力を感じました

前半は大分の宇津元に決定機を作られたものの、それ以外は互いに大きなチャンスシーンもなく堅い展開。後半は山口が押し気味に進め、あと一押しというぐらいには迫りましたが、結果はスコアレスドローとなりました。

連勝は3で止まってしまったものの、前半戦の残り2試合に向けても悪くない試合を披露してくれたと思います。

今後のレノファの個人的見どころ

ここまで順調に勝点を重ねているレノファ。
自分たちから崩れない強さがベースにあるので、3つも4つも負けが連続することはそうそう無いと見ています。

一方で、連勝を重ねてより上を目指すとなった時にはまだ課題もあると感じています。

その一つがプレーの正確性の部分です。
これは昨年までのチームでも度々感じていたのですが、相手ゴール前、ペナルティエリア付近でのプレーや判断の正確性に欠き、チャンスを潰してしまっているシーンがあり、それが非常にもったいないなと思います。

その理由の一つとして考えていることが、スピードを上げすぎてしまっていることです。

正確なプレー、そして判断をするためにはスピードをコントロールすることが重要だと考えています。はやる気持ちを抑えて、スピードをコントロールする中で、正確にプレーをすることが結局は一番速いのだと思います。

映像を見返してはいませんが、大分戦も特にショートカウンターの際にそれを感じました。
もっと良い判断ができそうなシーンで、早くクロスを上げてしまって中と全然合わない場面があったと記憶しています。

チャンスになりそうなシーンは多いので、そのシーンを確実にチャンスに結びつけることで、ゴールが増えていくはずです。

私自身はこの部分をポイントとして捉えて後半戦を見ていきたいと思います。

新生レノファが見せてくれる新たな景色

2024年になって本格的に変わる姿勢を打ち出しているレノファは新たな景色を見せてくれそうな期待感があります。

個人的な話になりますが、先に挙げた熊本戦の記事でも書いている通り、私自身にサッカー、そしてJリーグの楽しさを教えてくれたチームはフロンターレですが、レノファはサッカーの世界をより広げてくれた存在で、大切なチームの一つです。

レノファのおかげもあり、今年J2に所属するチームで現地のスタジアムに訪れたことがない場所は、山形・甲府・鹿児島の3ヶ所となりました。

正直、フロンターレだけを見ていたら、こんな数にはなっていないですし、そもそも山口の地に降り立つことも現時点であったとは思えません笑。

今、バスケットのパッツファイブを追いかけているのも、山口のチームだからというのが最初の理由ですし、そう考えると今年3月に行った福井遠征もしてるはずがないんだなと…

Jリーグチームのない福井への遠征
これも非常に印象的な遠征となりました

改めて考えてみると一つの試合がきっかけで山口を知ったことで、人生が本当に豊かになったなと感じます。

そんな私の次の現地観戦予定はまだ訪れたことがない土地の一つ、山形となります。
アウェイ山形戦の頃には、どんな景色を見せてくれているのでしょうか。

もっともっと私たちの世界を広げてくれそうな今年のレノファを、しばらくはDAZN越しに見続けていきたいと思います。


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