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【ご報告】ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの大学院へ進学することになりました。

お世話になっている皆様へ

先日、ロンドン大学ゴールドスミスを卒業することが決まりました。卒業後は、9月から1年間、ロンドンにあるユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの大学院に進学します。歴史学部で世界史を学びながら、イギリスと日本を中心に、各国の演劇史を比較することで、歴史的に、どの地域で、どんな演劇が流行ってきたか、について研究をする予定です。

2020年、29になってすぐの9月、僕は、ロンドンに留学することを決めました。闇雲に我流で活動を続けていくよりも、ちゃんと時間を作って、基礎から演劇の勉強がしたい、と思ったからです。異国の地で一人、10も歳が離れた同級生たちと共に始まった留学生活は、コロナウィルスの感染拡大からウクライナでの戦争に、エリザベス女王の崩御など、決して平穏とは言えない日々でしたが、家族と劇団員、それから身近な方々に支えて頂いたお陰で、無事に卒業が決まり、ひとまず安心しています。

大学院に行きたいと思い始めたのは、去年の暮れ頃です。演劇が好きなので、演劇について、もっと知りたいと思ったからです。歴史学部に進むことになるとは思っていませんでしたが、お世話になっている教授から、僕がやりたい事は「演劇学というよりも、歴史学なんじゃないか」とアドバイスを貰い、いくつかの学校に願書を出してみたところ、有難い事に、第一志望だったユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンから合格を貰ったので、進学する事に決めました。ただ、今後も演劇活動を続けていきたい気持ちに変わりはありませんので、目標を見失う事なく、謙虚に、前向きに、自分のペースで、自信を持って、進んでいきたいです。

劇団員たちとは、進学を決める前の春頃に、一人ずつ電話で話しました。僕は、なんだか緊張しながら話していたのですが、皆んなが口を揃えて「やりたい事をやれば良い」と言ってくれたので、こんなにも良い仲間たちに恵まれた僕は、本当に幸せ者だと思いました。胸を張って再会できるように、精一杯頑張ります。余談ですが、トップの画像は、劇団員皆んなで行った熱海の夜、友達と旅行するような経験をした事がなかった為に、テンション上がっちゃってる小林です。

以上です。
今後とも、新宿公社共々、よろしくお願いします。

新宿公社 代表
小林 弘幸


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