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【ご報告】今年の9月から3年間、イギリスに留学することになりました。

いつもお世話になっている皆様へ

ご報告ですが、今年の9月から3年間、イギリスに留学をして、演劇の勉強をすることになりました!新宿公社は、今まで通り続けていきます。折角の機会なので、どういう経緯だったのかとか、これからどういう活動をしていきたいのかとか、そういう事をお伝えしたいと思います。

僕は、20歳くらいで演劇を始めて、4年前、26歳の年に今の劇団を旗揚げして、段々と劇団員も増えてきて、とても楽しく過ごしていますけど、やっぱり今より大きな規模で公演を出来るようになりたいですし、演劇が好きで、これからもずっと続けていきたいので、だったらこのまま闇雲に我流でやってくよりも、一度しっかり時間を作って演劇の勉強がしたいと思い、色々考えたんですけども、思い切って留学することにしました。

あとは、演劇を始めた時からずっと、海外でも活動をしたいと思ってたんですけど、何も行動を起こさないままここまで来てしまったので、そろそろ具体的に何かしたいと思った事だとか、他にも何やかんや色々ありますけども、とにかくイギリスに行ってみたくなって、ロンドンに行きたい大学を見つけたので、そこを目指してみることにしました。

そこからは、受験勉強でした。イギリスの大学受験は日本と違って基本的に自己推薦なんですけど、ありがたい事に推薦に関しては割とスムーズに合格を頂けました。ただ、留学生は、これに加えて英語力を示す試験を受けなければいけなくて、これが大変でした。白目と黒目が入れ替わるくらい勉強しました。それで先日ようやく合格点を取り、なんとか入学できることになりました。

というのが、ざっくりした経緯です。

イギリスにいる間は、現地で観た演劇のレビューや、現地の学生とか教授とか、各国からの留学生とかが、どういうこと考えているのかとかも発信していきたいです。

それから、イギリスのコロナウィルス事情ですが、ご存知の通り結構大変です。なので、9月末から学生にはなりますけど、移住が先延ばしになる覚悟はしてます。ただ、ヨーロッパと日本の演劇が、この難しい状況をどうやって乗り越えていくのか、実際に目で見て、肌で感じることが出来る、おそらく人生で唯一の、というか人類史の上でもかなり貴重な経験が出来るかと思うと、全てを創作の糧にしていこう、と前向きな気持ちになります。

新宿公社としての公演は、毎年夏に少なくとも一回はやります。それ以外にも、何かしらの形で番外の活動も定期的に続けていくつもりです。 ここ最近、劇団員が新しく増えたり、各々所属する事務所が決まったり、徐々に活動が活発になってきている時期なので、このタイミングで主宰の僕が海外に行く選択をするのはどうなのか・・・と思う事もありますが、そんな時は心の中にアントニオ猪木が現れて「迷わず行けよ!行けばわかるさ!」と、闘魂注入ビンタを喰らわせてくれる。そんな毎日です。

まさかこの歳で大学生になる道を選ぶ人生だとは思っていませんでした。「誰にも負けないぞ!」と自信を持って帰ってこられるように頑張ります。

そんなこんなです。
今後とも、新宿公社共々、宜しくお願いします。

新宿公社 代表
小林 弘幸


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