見出し画像

バンド物販におすすめ! CDサイズ写真集

2020年6月19日(金)より、ソーシャルディスタンスを守るためにお客さんの数が制限されたり、細かな規制はあるもの、ようやく都内のライブハウスも営業が可能となりました。通常のように戻るのはまだ先のようですが、会場の少ないお客さん相手だからこそ「物販」にもアイデアが求められます。そこでライブフォトグラファーの立場からおすすめなのはCDサイズ写真集です。

無印のCD-Rで売られる音源は悲しい

ライブハウスでは、出演バンドが音源やオリジナルグッズなど「物販」を販売しています。それぞれ創意工夫がされていて格好いいTシャツなどがあると買ってします。しかし、一方で残念だなと思うのが「無印CD」です。何にも印字されていないCD-Rのまま音源を販売するバンドが多いくいます。そういう状況を見ると個人的には悲しくなります。プレスするのもプリントするのも大変だと思うのですが、せっかくの渾身の曲もこれでは可哀想。

そこで私が提案しているのが「CDサイズ写真集」です。CDブックレットのサイズで写真集を作ります。

無印の音源CDでも写真集をつけると魅力アップ

CDサイズ写真集の利点を挙げてみます。

Good!!!○無印CDと組み合わせれば見栄えがアップ
無印の音源CDと一緒にCDサイズ写真集を組み合わせて販売することで、何にも印字されていないCD-Rに比べて見た目も価値感もアップ。写真集なので、ある程度、長い期間使いまわせるので、新しい音源が出るごとに同じ写真集を使い回しても良いのではないでしょうか。何もプリントされていないCD-Rだけよりもお客様の印象は上がり、購買につながるのでは? 例えば写真集だけ単体で500円、写真集+新曲CD-R付きで1000円などの価格設定をすることも可能です。

Good!!!○コンパクトなサイズこそ物販に向いている
CDサイズ写真集の利点はコンパクトさにあります。ライブハウスでもらうA4チラシは折ってカバンに入れるお客さんは多いですが、CDサイズならそのままカバンに入れても折り曲がることが少ないので買い求めやすいと思います。またライブ時に物販をライブハウスに持ち込む際、このサイズであれば音源CDと一緒に収納できます。自宅での音源と一緒に在庫管理もしやすいと思います。またコンパクトなので通販の送料も抑えることができます。

Good!!!○比較的リーズナブルに印刷できる
CDサイズのフォーマットを使うと比較的安価に写真集が仕上がります。CDブックレットに対応しているネット印刷会社も多く、ある程度、リーズナブルな印刷セット価格の会社が多くあります。価格については下記「まとめ」の方に記述します。

私のつくってきたCDサイス写真集FOTO MUSIKシリーズ

これまで作った私のCDサイズ写真集FOTO MUSIKシリーズをご紹介します。1冊目がトリオのNWバンド「Boogie the マッハモータース」、2冊目がテクノの貴公子「テクマ!」。どちらも何年もライブを撮り続けてきたアーティストたちで、これまでの膨大なライブ写真や未公開アーティスト写真の中からセレクト。コンパクトながら内容の充実した写真集で、すでに在庫は少なく、手元に数部程度しか残っていません。

画像1

ネット版として比較的大きめの写真を「note」のアルバムにアップし、有料公開しましたので、興味のある方はご覧ください。



まとめ

とにかく、せっかく作ったバンド音源を無印のCD-Rで売るのはもったいない。CDサイズ写真集を作っておけば、音源を新しくしても一緒に販売できます。また正規にリリースしたCDの特典に使ってもいいと思います。私はフォトグラファーなので写真集として作っていますが、文章やイラストを中心としたCDサイズマガジンでもおもしろいかもしれません。興味をもったバンドマン、フォトグラファーがいましたら相談にのりますので、気軽にご連絡ください!

それから制作費関係の話もしておきます。

ここから先は

542字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?