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何故、ひづめゆなのか(後編)

さて、後編では何故、温浴・サウナなのかについてお話し致します。

1丁目1番地

ひづめゆの建設予定地である紫波町旧庁舎は、町の中心に位置する場所。
町の中心だからこそ、町民の関心も人一倍強い場所です。
ここで何かをするという事は、その町民の期待に応える責任があるという事。
それには、あらゆる世代に対して分け隔てないコンテンツ、つまり、ターゲットに偏りを持たせず、老若男女、世代やエリアを超えて利用してもらえる事。
そして、我々の想いである住民や訪れる人の“健康”と“幸せ”に繋がる事。

温浴・サウナと言う一つの答え

老若男女、世代やエリアの分け隔てなく、“健康”と“幸せ”を届けることの出来るコンテンツとは何だろうか。
我々が出した答えが温浴とサウナでした。
温浴はあらゆる世代の人が楽しくコミュニケーションを図れる場であり、健康に寄与出来るものであると信じています。
そして、温浴だけでなく、サウナもコミュニケーションと健康への寄与に欠かせない存在です。

サウナの可能性

突然ですが「ととのう」と言う言葉をご存知ですか?
昨今、ブームになっているサウナですが、そのブームの根幹にあるのがこの「ととのう」なのです。
「ととのう」というのは、サウナ→水風呂→休憩を3回ほどくりかえすことで訪れる快感、トランス状態のことを指します。 マラソンで苦しい時期が続くと、突然ふっ…と身体が軽くなって気持ちよくなる「ランナーズハイ」。それのサウナ版が「ととのう」とも言われています。
この「ととのう」と言う状態は医学的にもきちんと根拠が示されており、サウナと水風呂の温冷刺激によって脳内で分泌されるのが、「β-エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」の3つの物質。「β-エンドルフィン」は、モルヒネと同じような作用をする物質で、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感が得られる“脳内麻薬”です。「オキシトシン」はストレス緩和、「セロトニン」はうつ症状の改善・精神安定の効果があるそうです。
これらの物質が「ととのう」の素だったのです!
この医学的根拠を示したサウナーであり医者の加藤容崇氏は、これらの事を総括して「サウナは脳の疲れが取れる貴重な場所」と著書で記しております。
温浴で身体の疲れを取り、サウナで脳の疲れを取る。
頭から足先まで全身健康になる為には、サウナの可能性は決して無下には出来ないのです!

実は3人とも大のサウナ好き

「ひづめゆ」を経営する我々3人は全員大のサウナ好き。
一人はサウナが好きすぎて自宅にサウナを完備し、毎日サウナ三昧。
一人は県内・県外あらゆる場所へのサウナツアーにどハマり。(むしろこれは3人ともかな。)
かく言う私も、サウナの中でタオルを振り回し、利用者に快適な熱風をお届けする「熱波師」の資格を夫婦で取得してしまう程、サウナが大好きです。(もちろん、ひづめゆでも熱波のイベントやる予定です。)
前述したサウナの可能性についてはもちろんですが、純粋にサウナが大好きな我々は、この良さを、紫波の、岩手の、そして日本の皆にもっと知って貰いたいと言う強い思いがあります!

最後に

さて、そんなひづめゆですが、建設予定地の既存建物解体工事も終わり、いよいよ工事が始まろうとしています!
OPENは来年夏頃を予定。
これからは、工事の様子やデザインの報告など、ひづめゆの魅力が少しでも伝わるような内容を執筆して参ります。
是非、ひづめゆが完成した暁には足を運んで頂けると嬉しいです!

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