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夫婦アカデミー賞2022|#夫婦アカデミー賞

こんにちは、ヒヅメです。

いきなり意味不明なタイトルで申し訳ありません。

夫婦アカデミー賞とは、夫婦間の、アカデミーな、賞です。

妻の影響で映画やドラマをちょくちょく観るようになりまして。しかも今Netflixとかアマプラもあるから、夫婦一緒に観る作品が年間で50本とかになるんですよ。

観終わったあとに「よかったねー」みたいな会話楽しいじゃないですか。あれの総決算を1年に1回くらいやりたいなということで、我が夫婦では「夫婦アカデミー賞」なるイベントを毎年開催しているのです。

なんかそうすると「さらに語りたい欲」が出るじゃないですか。でも観た映画が古かったり、Netflix落ちした準新作だったりすると、いまいち話題を共有しにくいんですよ。映画好き!ってほど映画フリークなわけでもないし。

そういう中途半端な欲求をnoteで埋めてみようとと思います。


夫婦アカデミー賞のルール

夫婦アカデミー賞は以下のルールで行われます。

  • 対象:この1年間に夫婦で見た映画(新旧問わず)

  • 賞:作品賞、監督賞、主演男/女優賞、助演男/女優賞、作曲賞、新人俳優賞、オープニング賞、アニメーション賞

  • ノミネート数:各賞夫婦それぞれ3作品ずつ

  • 受賞方法:夫婦で同一の対象をノミネートした場合それを受賞とする。複数ノミネートがあった場合は夫婦の協議により1つを選ぶ。

夫婦アカデミー賞2022 全部門ノミネート作品

受賞作品は一番上に太字で記載。

作品賞

  • バーフバリ王の凱旋

  • 1917

  • ドント・ルック・アップ

  • ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン

  • すばらしき世界

2022年は夫婦で初めてバーフバリシリーズを観て衝撃を受けた年でした。映画が国民の一大娯楽であるインド映画界が、これまで築き上げてきた大衆娯楽映画文化の集大成って感じ。インドでの映画鑑賞方法と同じく「面白いなあ」「おバカだなあ」「バトルすっご」とかって言いながら家族や友達と観るのが楽しい、文句無しの受賞作品です。

監督賞

  • 1917

  • きっと、うまくいく

  • バーフバリ王の凱旋

  • 星の子

  • スワロウ

観てる間ずっと「うわ!やっば!」ってなってました。1カット映画は多々あれどこれは群を抜いていますね。ノンストップで嫌なことが起こり続けるというのは「ラスト・オブ・アス」というゲームを思い出しました。カメラワークもまさに似ていて。戦争映画が苦手な(なぜか寝てしまう)妻も最後まで引き込まれていました。

主演男優賞

  • アーミル・カーン(きっと、うまくいく)

  • 大泉洋(浅草キッド)

  • 西島秀俊(ドライブ・マイ・カー)

  • プラバース(バーフバリ王の凱旋)

  • 役所広司(すばらしき世界)

インドの「3カーン」の一角、アーミル・カーンが受賞。ゴリゴリのマッチョだった彼が工科大学生を演じるためにほっそりした体系で出演。コミカルな表情から緊迫した演技(でもコミカルベースな)まで自由自在。夫婦で文句無しの一致でした。

主演女優賞

  • ヘイリー・ベネット(スワロウ)

  • メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)

  • 清瀬やえこ(そこにいた男)

  • オリヴィア・コールマン(ロスト・ドーター)

この年に観た邦画は女性主人公が少なく、海外女優たちの争いになりましたが、夫婦の推しであるヘイリー・ベネットが受賞。キュートな顔立ちとキュートな演技をベースとしつつも、どっしりとした体格から出る音圧のある強い演技の2面性にやられました。

助演男優賞

  • 森田剛(ヒメアノ~ル)

  • ラーナー・ダッグバーディー(バーフバリ王の凱旋)

  • ブラッド・ピット(ファイトクラブ)

  • ラッセル・クロウ(アオラレ)

  • 岡田将生(星の子)

知らなった、森田剛ってこんなヤバい俳優だったの?(褒めてる)。彼が演じた役は、日本の連続殺人犯像の1つのステレオタイプになれたんじゃないかな。体つきの細さも完璧。すごい仕上がりだなあ。ちなみに脇役の殺されっぷりも森田君の殺人に花を添えてたと思う。

助演女優賞

  • アヌシュカ・シェッティ(バーフバリ王の凱旋)

  • ファティマー・サナー(ダンガル)

  • ダコタ・ジョンソン(ザ・ピーナッツバター・ファルコン)

  • 小池栄子(グッドバイ)

アヌシュカ・シェッティが文句無しの受賞。若干ライバルが少なかったかな。若いお嫁さんからおばあさんまで、見た目だけじゃなくしぐさまで自由自在。よくこんな役を乗りこなせたなあと思う。

作曲賞

  • バーフバリ王の凱旋

  • ファイトクラブ

  • きっと、うまくいく

  • ロスト・ドーター

  • 千年女優

激戦だった作曲賞はバーフバリ王の凱旋が受賞。どの作品も素晴らしかったけど、楽曲がシナリオの説明にまで巧みに組み込まれているんだもん、納得の受賞。

新人俳優賞

  • 田村飛呂人(星の子)

  • 清瀬やえこ(そこにいた男)

  • ザック・ゴツァーゲン(ザ・ピーナッツバター・ファルコン)

  • ジョージ・マッケイ(1917)

  • ブラッド・ピット(ファイトクラブ)

まず「新人」の定義は「夫婦にとっての新人」なので、ベテラン俳優であっても「この人こんなすごい人だったの?」となればノミネートされます。

そんな中夫婦で一致したのが田村飛呂人さん。作中での圧倒的な清涼剤となった演技に夫婦で釘付け。素晴らしいとぼけ方、間の取り方でした。

オープニング賞

  • 星の子

  • ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン

  • バーフバリ王の凱旋

  • ロスト・ドーター

夫婦アカデミー賞オリジナル部門。「名作は最初の5分でもう面白い」という会話をしたのがきっかけで設立。優秀なアバンタイトルやオープニングを有した作品を称えます。

「星の子」のオープニングは、生まれたばかりの娘を持つ僕ら夫婦には突き刺さるものでした。スライドショーのように作品の世界観を美しくプレゼンした本作が文句無しの受賞でした。

アニメーション賞

  • 千年女優

  • シン・エヴァンゲリオン

  • トイ・ストーリー4

僕は今敏のことを「アニメでしかできない表現」の求道者だと思っています。その代表作の1つが千年女優。大河ドラマを1時間半でまとめ上げるシナリオの巧みさ、時間軸の遊び方、画の圧倒さ、主人公の清々しさ、どれをとっても楽しめました。

フセンを使って1つずつもったいぶって発表します

2022年に観た作品一覧

(順不同)

  1. グッドバイ

  2. 浅草キッド

  3. そこにいた男

  4. ロスト・ドーター

  5. マイ・インターン

  6. ひとよ

  7. 娼年

  8. クワイエット・プレイス 破られた沈黙

  9. 孤狼の血 LEVEL2

  10. イン・ザ・ハイツ

  11. バーフバリ伝説誕生

  12. バーフバリ王の凱旋

  13. 羅生門

  14. ドント・ルック・アップ

  15. ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン

  16. 前科者

  17. アオラレ

  18. スワロウ

  19. 千年女優

  20. 羊とオオカミの恋と殺人

  21. 天気の子

  22. 星の子

  23. L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。

  24. 劇場版 きのう何食べた?

  25. 花束みたいな恋をした

  26. ドライブ・マイ・カー

  27. ジュリー&ジュリア

  28. 1917

  29. きっと、うまくいく

  30. ダンガル きっと、つよくなる

  31. ファイトクラブ

  32. ジョーブラックによろしく

  33. 時をかける少女(2006)

  34. すばらしき世界

  35. トイ・ストーリー4

  36. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

  37. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

  38. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

  39. シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇

  40. ヒメアノ~ル


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