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住みたい街は、空が広い街


久々に、東京に来た。

新幹線で、新横浜あたりから見える景色が変わりゆく。

徐々に、徐々に
高いビルが増えてきて、
背の高いビルやマンションが立ち並ぶ。

都会に出てきたなぁという思いとともに、
空が、空がだんだん狭くなってきたなぁと少し寂しい気持ちになる。


わたしは日々変わりゆく空が、
一言で表現できない、多様な変化を遂げる
空がとても好きなんだと思う。

そして、その空が見える環境を大事にしたいと感じている。


山でテント泊をした時に見た万点の星空。
夕焼けでオレンジと淡い色で染まった空。
いろんな雲が泳いでいるように点在している水色の空。
真夏の入道雲がもくもくとした、真っ青に近い青空。

いろんな場面で見た空は、とても脳裏に焼き付いている。


そんな空が、広く見えるのは
わが町、京都のよさだと感じる。

京都に住んでよかったことはたくさんあるけれど、何が一番と問われると空が広いことかもしれないと
先日ふと思ったりした。


まちづくり条例

京都の景観や町屋の街並みを守るために、
京都には建物の高さを制限した条例が存在する。

地域によって異なるが、今は6段階に設定されている。
(10.12.15.20.25.31m)
京都駅周辺の街並みで最高31m。ビル7-10階分の高さである。
そう聞くと高いと感じるが、それは一部の地域で
もっと北のエリアに行くと最高でも10mの高さに設定されているところもある。

https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000281/281294/guideline_takasa.pdf


厳しいと感じる方もいるかもしれないが、これがあることによって
府民のちょっとした時に感じる"豊かさ"に
大きく影響しているのではないだろうか。


私の友人でも、京都の良さの中で
『空が広い』とあげる人が何人かいた。

きっと、同じなのだ。


住みたい街の条件は、空が広い街。

それはきっと、ちょっとした日々感じる豊かさの積み重ねなのかもしれない。

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