大人になるにつれて“生産者”や“作り手”の顔が見えるものを口にしたいと思うようになった
先日、知り合いに勧められて訪れた京都のお茶屋さん。
ここの店主さんと話しているうちに、自分が自然と意識していたことがクリアになってきました。
それが、タイトルにもある『生産者や作り手の顔が見えるものを口にしたい』というおもいです。
口にしたもので自分の体が成り立っている
『あなたは半年前に食べたものでできている』という本があるくらい、人の体や細胞というのは“自分口にしたもの”から成り立っています。
スーパーやコンビニのご飯、インスタント食品などを批判するつもりはありませんが、この中にはたくさんの食品添加物や化合物が含まれているのが実情です。
かと言ってわたしもたまに買っているのですが。。。
ただ、わたしの母はそのあたりにとても気を使ってくれて、高校を卒業するまでほとんどカップラーメンや冷凍食品を食べたことがありませんでした。
毎日手作りのお弁当やご飯でアスリート生活の自分を支えてくれたことには本当に感謝しています。
ただ、一人暮らしを始めて大学、就職とバタバタし、残業帰りは何も料理する気にならない!と買い飯をすることも何度もありました。
そんなとき、なにより体は正直で
肌が荒れたり、太ったり変化が目に見えて分かりました。
そんなこともあって、今は家庭菜園を始めて自分で作った野菜を食べたり、“つくる”楽しさを感じています。
生産者や作り手の顔が見える安心感
そして、わたしがこの安心感を感じるきっかけになったのが以前紹介した行きつけのコーヒー屋さんです。
ここではスペシャリティコーヒーを提供しており、店員さんも知識豊富でたくさんのことを教えてくれます。
どこの農家さんがつくっていて、どんな風に入れると美味しく飲める、とかここの産地だとこんな特徴がある、とかとか。
生産者の方やこの人たちが提供しているものだから、安心できるしもっと飲んでみたい。と思えるんですね。
お茶屋さんとの出会い
そして、文頭に書いたお茶屋さんとの出会いも、このコーヒー屋さんを通したものでした。
コーヒー屋さんの店員さんが
『お茶の概念が変わった』
と熱弁していたのを聞き、どんなものかとソワソワしながらお店を訪問しました。(その前にオンラインで抹茶を買っていて一度訪問してみたいと思っていた)
お店自体はすごくこじんまりしているのですが、訪問するなりメニューの違いやお茶の栽培方法、種類や味の違いなど初めて聞くような知識をたくさん教えてくれました。
もともとコーヒー屋さんをしていたという店主さんですが、お茶に対する知識と情熱に圧倒され、初対面ながら思わず
『どうしてお茶屋さんを始めようと思ったんですか?』
とお聞きしていました。
すると一言。
生産地にすぐに行けるし、より深められると思ったから。
コーヒーだと、生産地はほとんど海外だしそれに伴い語学も英語になる。でも、日本のお茶文化(特に京都)は、すぐに生産者の元へも行けるし自分の目で何度も見て聞いて、理解することもできる。
なるほど。と言う思いとともに
極めた人だからこそ行ける次のステップだなと感じました。
そして、お茶という日本人にとって馴染み深いようで実はあまり知られていない魅力が、この方を中心に徐々に広まっている素晴らしさも感じました。
こうしたこだわりや生産者が見えるお店というのはすごく素敵だし、もっともっといろんな話を聞きたいなぁと思った次第でした。
今度農園にも行ってみたいなぁ。
あ。そして静岡県民としてはもう少しお茶について深く知りたいなぁと、今までの無知を痛感しましたとさ。
これからも、自分の心がよろこぶもの、うれしいものを口にしたいなぁと思います。
さてさて、今日はこの辺で
一生勉強 一生青春
今日も素敵な日になりますように
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