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文治郎さんの創業物語

日和山観光は昭和9年に創業し、2023年で創業89年を迎えました。当社は地域の発展のために誕生し、現在まで地域の発展にこだわってきました。今回はその創業のストーリーを、創業者である文治郎さん(今津文治郎)のお話しと共にご紹介します。


01.地域の危機

創業者:今津文治郎

弊社の位置する瀬戸区(現在の豊岡市瀬戸)。当時、漁業を主要な産業としていましたが、その漁港が大きな負債をかかえ危機を迎えていました。区長であった文治郎さんはこの危機を乗り越えようと構想をねりあげます。その構想こそ、美しい日和山海岸の絶景を活かした観光開発でした。


02.住民の協力で船出

昭和9年ごろの金波楼

文治郎さんと住民は同じ想いを抱き、昭和9年に文治郎さんを代表とした日和山遊園組合が設立され開発が始まります。「未開の地であった日和山の開発に成功すれば、必ず地域が良くなるはずだ。」日和山開発の第一歩となる山道の工事には、人口800人の区民総出で行われたと言われます。


03.日和山観光㈱の設立

昭和25年に完成した日和山のシンボル「龍宮城」

その後、文治郎さんが私財を投じ営業を引き継ぎ、昭和24年、一元化経営する事とし“日和山観光株式会社”が設立されました。株式会社への移行後も地域との強いつながりは維持されています。

現在の日和山海岸

弊社はその特殊な生い立ちから、単なる観光事業ではなく社会奉仕の精神が息づいた会社です。「目標は社会に貢献することであり、これを最終目的として精進すべき」文治郎さんのこの精神は、今も会社の基盤となっております。

これからも、この想いを引き継いでゆきたいですね。

担当:今津


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