アザレアハッピーデイ

この3月4月、表参道と下北沢に行くご縁が続いた。どちらも、今までだったら1年に1回も行かないくらいの場所。それでも、外に出てみなよ、ちょっとこっち来たら？と言われているような気がして、毎度緊張しつつお邪魔させてもらっている。

下北沢で、ある方とお会いしてお話をした。ほんの30分程度だったが、なんともいえないあたたかい気持ちの対面だった。うまくいえないけど、背負っているものやってきたことに対して、そのまま行け！と背中を押された感覚だった。生きてきてよかったな、と素直に思えた。

表にでたら夕方で、空が晴れてきれいなオレンジ色に染まりつつあった。角の花屋さんで、たくさんのハーブや木々花々が、陽の光できらきら光っていた。近所では売っていない植物がたくさんあり、わくわくしながら眺めていたら、ご機嫌な名前の鉢植えを見つけた。
すらっと背が高くて、さかりのツツジのような、鮮やかなピンクの花がたくさんついている。今この気持ちにぴったりだと思い、そのままレジに行き、抱きかかえたまま電車を3本乗り継いで帰って来た。

アザレアハッピーデイ。これから先も、楽しいことは自分で見つける。つくっていく。その姿がきっと役に立つ日がくると、私自身が信じなくてどうするのだ。ちょっと強気の姿勢を思い出させてくれてありがとう。