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ひよりプロジェクト〜子育てを「孤育て」にしない①〜認可保育園の制度改革をし、シティスタンダードな保育ルールを〜

子育て世代の日々の負担を減らし、
鎌倉を 本当の意味での 「子育てしやすい街」にしたい!!!!! 

私は、2018年、2人目の出産を機に、大卒後カナダでの生活から帰国後、約15年(20代〜30代の間)住んでいた東京都杉並区から、
(当時の)主人の実家である鎌倉市に移住しました。

最初は、(当時の)主人が、子どもが小学生になるまでに鎌倉に戻りたいということだったプラス杉並区の子育て支援や生活環境にも満足していたので、杉並区で一人目の子どもの保活をしていたのですが、急遽主人が、鎌倉で子育てをしたいから引っ越したいということで、鎌倉市での保活もし、鎌倉市で無事保育園が決まったので、鎌倉に引っ越してきました。

2人目となる娘の出産翌日に、(当時の)主人が保育園説明会から貰ってきた入園案内の書類を産院で見たときに、

用意するものの多さ・購入するものの多さに驚いたのを今でも忘れていません。

そのときに初めて地域(行政)によって全然保育園の制度の違う事を知り、愕然としました。

杉並区の認可保育園

・使用済オムツ 
保育園側で処分。

・お昼寝用布団 
保育園側で敷布団あるいはコットを用意。(シーツの付け替えは毎週1回お迎え時に保護者が行う。)
保護者は、肌掛け用のバスタオルのみ持参、毎週末持ち帰り。
布団乾燥費用等の保護者負担なし。

・園独自で購入や作成するもの
親の負担となるため一切禁止。

鎌倉市の認可保育園

・使用済オムツ 
保護者が毎日持ち帰る園が多い。

・お昼寝用布団 
保護者が布団一式を購入あるいは用意し、毎週末持ち帰る園が多い。
布団を各自が購入し置いておける園も、布団乾燥費用として年間数千円を保護者が負担する。

・園独自で購入や作成するもの
指定カバンや、スモック、制服がある園もある。

この鎌倉市の制度は、

約30年前にママ友さんが市内の保育園に通っていた頃から変わっていないそうです。

ママ友さんたちは、保育園は時代が止まっているのか?と嘆いていました。

この30年間、誰も変えようとしてこなかったのか、
もしくは、変えようとしても潰されて来たのか、
いづれにせよ30年間もの間、制度がほとんど変わっていないという現実がとても残念でなりません。

そこで、なぜ制度が変わらなかったのかを考えてみたのですが、
保育園に子どもを預ける子育て世代(特に働く母親)の切実な声が
市政に届いていなかった
ことが原因ではないかと思いました。

そこで、現在の鎌倉市議会議員を調べてみると、
現在の最年少の議員は、男性議員2名の37歳で、
乳幼児の子育て世代の中心となる、20代〜30代の子育て世代の議員がいないことを知ります。

今現在、私の周りには、現状の鎌倉市の保育園の制度に困ったり、苦しんだりしているママさんが沢山いて、私が鎌倉に来て、鎌倉の保育園に通い始めてから3年間、沢山の悲鳴の声を聞いて来ました。

さらに待機児童もまだいる状況(令和2年度59名)で、私たちは、保育園を選べないのが現実です。
なのに、保育園によってルールが違う、当たりハズレがある現実、転園も簡単には出来ない、なんだったら保育園の方が立場が上のような感覚を持つのが現状です。

私のように、より良い子育て環境を求め、鎌倉に移住してくるファミリー層が増えている昨今ですが、そんなママ・パパは、ほぼほぼみんな、現状の鎌倉の保育園制度や子育て施設や、公園等の少なさについて嘆いています。

子育て世代の切実な声を、今、鎌倉市政に届けなければ、
もしかしたら幼い息子や娘たちが子育て世代になる30年後にも、制度が変わらない可能性すらあるかもしれないと、危機感を覚えました。

杉並区の知人議員さんに、いつから保育制度が変わったかと聞いたら、「もう、随分前だよ。もうその頃の保育課の人は皆いないんじゃないかなー?」とさらっと言われました。

その言葉に、鎌倉市は、都会的に見える面もあるが、市政は全然都会とはかけ離れている現実を知ります。

そこで、鎌倉で子育てをするひとりのママとして、子育て世代の暮らしを改善する具体的な政策を掲げ、鎌倉市政に届ける挑戦をしようと決意しました。

子育てを「孤育て」にしない

子育て世代の日々の負担を減らし、
鎌倉を本当の意味での「子育てしやすい街」にしたい!!!!!


つづく。。。



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