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因数分解で考える

中学生の頃に数学の時間に習う因数分解。

私はこれが、本当に分からなくて、、

私は、特に数学が苦手だったので、
因数分解なんて、これからの人生使わんやろ!
って内心思いつつ、塾に通い、問題を解きまくってました。

確かにあの時以来、因数分解の問題を解く機会はなかったですが、


因数分解の考え方は、自分の課題と向き合う上で、とても大切な技術でした。


自分の課題を解決するには、その課題がどのようなもので構成されているか、分解していくことで、今自分がやるべきことが見えてくるんですよね。

例えば、

「試合に出られない」

という課題に直面した時。
これを解決するためには、何をするべきか。

まず、なぜ試合に出られないのか、試合に出られない自分をつくっている原因となるものを、分解してみていきます。

この時のポイントは、
自然や他人の心などの、自分ではコントロールできないもの不変的なものに焦点を当てるのではなく、自分次第で変えられる可変的なものに目を向ける
ことです。

この課題で言うと、
・監督や、チームの要求に合っていない。
・自分の強みを伝えられていない。
・シンプルな技術、体力不足。
・メンタルが備わっていない。

などなど、何がその原因をつくっているのかを明確にしていくと、今やるべきことが細分化されて、わかりやすくやるべき行動が見えてきます。

あとは、やるだけですね。

無駄な努力なんてない。って言葉は、時に味方ではなくなる。

目的があって、目標があって、そのためには、努力の方向性が合っているのかは、大切な要素になります。

なので、中学とか高校の時に、先生からよく、
「数学的なものの見方が大事」
と言われてきましたが、やっとわかりました。


こういうことだったのかって。

私は、忙しさで不安を埋めていた部分があって、
何かできている気になっていただけで、、

実際にそれが、自分にとって重要なタスクなのか。

忙しさに溺れるのではなく、
有限な時間とエネルギーの使い方を見直しさなきゃでした。


ありがとうございました!





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