黙って背中で語れ〜加筆された４ページの秀逸さ〜

今回も進撃の巨人の最終巻についてですw

わたしはマガジンを購読していない
単行本派です

上手いなぁと思った最後の４ページは
加筆されたものだったみたいですね

連載を確認できないので
どこが加筆部分かわからないですけど、、、

『オマケページも含めて
　８ページ分増やせるんですよ』
　って本人がインタビューに答えていた

う〜ん

実際にどのくらい加筆したか比べたいなぁ
別マガ掲載の漫画って何かで確認できるかな？
知っている方がいたらコメントして
教えてくれるとありがたいですw

もともと『進撃の巨人』ってサラッと
〝１００年の平和〟とか
軽視したような言い方というか
〝たった１００年〟って
〝短い〟ように定義している印象があるけど


ここ大事なんで大声で言うけど

日本は
戦後１００年経ってませんから！！

戦後という考え方にいろいろあるみたいだけど
玉音放送によってポツダム宣言を受諾し
日本が降伏したことを
多数の日本国民が知ることになった
1945年（8月15日）を「戦後0年」とすると
2021年はまだ「戦後76年」なんです
この平和ボケした日本が

更に２０年以上も平和が続いていれば
この壁内の平和は未来永劫続くと勘違い
したとしても責められないかも

まぁ、そんな平和さえ
破られる日が来るというのは
この平和ボケした日本への
警告とも感じますよね

で

最終話でのアニとアルミンの会話

『…アルミン
　本当に…上手くいくと思う？』

『壁を破壊して
　島を裏切って』

『エルディアが崇めるエレンを
　殺した連中が…
　和平交渉の連合国大使を
　務めるなんて…』

それに対するアルミンの答えが

『アニ…争いはなくならないよ』

『でも…こうやって
　一緒にいる僕達を見たら
　みんな知りたくなるはずだ
　僕達の物語を』

『散々殺し合った者同士が
　どうしてパラディ島に現れ…
　平和を訴えるのか』

『僕達が見てきた物語
　そのすべてを話そう…』

もうね〜これで
『あの日人類は思い出した』に
なるわけですからね
キレイな輪っかです環っか

戦争はなくならない

という真理には目を背けないのがいい

そしてそれを体現したような
加筆された４ページ

後ろ姿は確実にミカサと
髪型的にジャンと思われる男性

セリフも何もないけど
ミカサがジャンを伴侶としたなら
エレンを忘れたくないから
エレンを殺す決意をしたミカサにとって
これ以上の相手はいないと思う

エレンとの想い出を共有してくれるし
エレンが好きなミカサを受け入れてくれる

ここで顔やセリフがないので
想像を読者に委ねてて良い

そしてあんなに無慈悲なことをしてまで
実現させたエルディアの平和

ミカサの死後

やはり世界は戦争へと向かい

破滅

そして。。。。

不穏なラスト

また世界は
巨人の力を必要としているのか。。。？

１つ前の第138話『長い夢』で

と、きた時には

え〜マジで？？そんな夢落ちなんて
クソみたいな結論？？？
と焦ったけど

敢えて

を意識してミスリードを誘って
してやったり顔なら諫山さん好きだなぁ

ちゃんとエレンとミカサを
テレコにしているものニクいw

うん

１０４期生の群像劇だったんだな
だとしたらいい出来だ（←何様）