SLF講座を半年かけて振り返り、ここから3人の新たな一歩が始まります。
田原真人さんが『出現する参加型社会』という本を書き上げたことで、その本を読んだ方々から様々なイベントや対話会が「出現」しています。
田原真人さんはこれまでにもオンラインの講座や対話会、イベントを通して、「あなたはありのままでいいんだよ」「あなたの心の中から湧いてくるもやもやこそがギフトなんだよ」って繰り返し言っています。
私は、この田原さんの講座を受けたことでオンライン対話の魅力にすっかりはまってしまっているのです。私が感じている社会に対するもやもやをそのまま吐き出す場所があったからこそ、この心地よさを伝えられるファシリテーターになろうと決めたのです。
田原さんと出会うまでファシリテーターとは「司会者」「まとめ役」のイメージでした。
私は2019年9月15日から「SLF(認定自己組織化ラーニングファシリテーター)」だと名乗っています。田原真人さんの講座で「認定」をいただいたので、堂々と名乗ることにしています。でもそれってどんなことをする人なのか自分でもよくわかっていません。田原さんの講座を受けて、「これだ!!」と確信しているだけで、具体的に何をどうやっていくのかは卒業してから考え続けているところです。
そんなSLF(自己組織化ラーニングファシリテーター)仲間の中に、ほんとにたまたま私と同じ誕生日の2人がいました。北海道のひでちゃんと、茨城のあっちゃんが同じ誕生日だと知った時、嬉しくってすぐにメッセージを送ったのです。だってとっても安心できる在り方の方々で、常に挑戦し、学び続けているふたりだったからです。誕生日同じだってだけで分かり合えている気分になります。
そんななか、半年前にあっちゃんから「SLF講座を学び直ししたいんだけど、一人では続かないと思うから一緒にやりませんか?」とお声がけいただいたのです。講座はSTEP1~STEP6に分かれてあるので、1か月に1回集まって半年かけるといいねという話がとんとん拍子に進みました。
半年間の間それぞれは違った体験をしていて、違った学びを継続しているのですが、1か月に1回はSLF講座を自分の実践にどう生かしていくのかを発表し合ったのです。
その会が今日の午後、最終回を迎え、寂しいけれど年に1回は集まって報告会をすることに合意して解散しました。
ひでちゃんは「教育」、あっちゃんは「地域コミュニティ」、そして私は「オンラインでの対話会」に興味関心があります。3人それぞれの発表を通して、私達が目指している世界は繋がっているのだと改めて確信しました。
SLFがやっていくこと、田原さんがやっていることの肝は「観察」なんだなぁってひでちゃんの発表を聴いて思いました。場に参加している方々がどのように過ごしているのか、「同期」のコミュニケーションと「非同期」のコミュニケーションをバランスよく配置し、いまこの場に足りないものはなにかを考えて提供していくことが大切なんですよね。「観察し、場をデザインする。」それはどんな人のありのままでも受け容れていく覚悟と共にあります。
そのためには、ファシリテーター自身に「スペース」があること、それは「自分の感情に気がついて、整理ができていること」が重要で、その「スペース」がないと、相手の話に対応することができないよね。相手にも「スペース」をつくってもらう働きかけが必要そうだよね。オープンスペースの場、それをどのようにデザインしていくかを考えていきたいね。っていう話も出ました。
ひでちゃんが投げかけてくれた問いに、
「非同期」コミュニケーションが苦手な人はどう対応するか?
ということがありました。
それを今日話してみたけれど、いまいちすっきりする答えには辿り着きませんでした。次回には答え合わせができるといいなぁ・・・
ひでちゃんが毎週開催してくれる「教育×SLF」のなかでも豊かな時間を過ごすことが出来ているし、あっちゃんとは手放す経営ラボの「DXOインストーラー実践会」で会うことができています。
でも毎年、誕生月に3人で会えることがとってもとっても楽しみです。
ひでちゃん、あっちゃん、これからも末永くよろしくお願いいたします。
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