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中学受験の「社会」が親的に楽しかった話

「社会」は年の功で絶対的優勢な科目(ただし序盤)

低学年のころは算数も国語もいつでも質問カモーンな状態でしたが(すみません、昔の話なので少し盛りました)、学年が進むにつれスッキリとした回答ができなくなってきますよね。でも社会だと年の功で乗り切れる事が多いですよね。

  • 日本地図が頭に入ってる

日本地図が頭に入っているのは地理も歴史も基本中の基本。社会の勉強はここからスタートするのですが、大人はさすがに頭にはいっているので、ドヤ状態で一緒に勉強できます。しかし、気を抜くと「とっとり」を「取鳥」って書いちゃったりしていい感じで抜けているので子どもと楽しく復習出来ました。とっとりの「とっ」が鳥って一瞬迷いますよね。

  • 生きてきた経験値がそのまま活きる

NHK for schoolの地理番組とかまあいろいろ学習コンテンツはあるわけですが、大体子どもはふーんって感じで聞き流してしまいます。(前のめりで視る子っているんかな、、、。)でも親のどうでもいいような話って意外と聞いているもんです。私は子供時代を関西で過ごしたのですが、家の庭を掘っていると布地の文様がついた土器が普通に出てきたし、小学校の裏山は古墳だったし、遠足はだいたい古墳とかそんな話していると近畿地方のイメージがほんのり貯まる。夫も関西出身なので関西ネタになると関西自慢ネタを披露し始めて、関西の地名は古い言葉がそのまま地名になっている話とか色々繋がってくるわけです。といったように、出張でいったどこどこのあれがおいしかったなーとか、松山空港には蛇口ひねるとみかんジュースでてくるところがあるとか、親の実体験で話すと定着し易い気がするのです。

  • 忘れてることは様々なメディア等ですぐに補完できる

とはいえ、地理は抜けていることも多いし、日本史の勉強はすっかり忘れているしで、あれ?なんでこうなったんだっけ?みたいなことが頻発します。でもピンポイントにYouTubeなどで解説してくれている動画など山盛りです。応仁の乱ってどうしてあんな大変なことになったんだっけ?って南北朝の争いを詳しく説明してくれます。もちろん間違っているものもあるかもしれませんが全体の流れを掴むにはものすごく良い。いろんな動画みていると、ああこの動画結構このあたり端折ったなとかわかってくるもんです。家事の合間に動画みて、あたかも前から知ってました感を出してました(笑)

すっかり忘れてた歴史再発見

学生当時は日本史にあまり興味がなくサラリとやってそのまま記憶の彼方だったのですが、日本の歴史の流れを理解を深めずに流してしまったことはちょっと後悔がありました。これはよい機会と、娘と一緒に勉強してみようということに。

勉強してみると全国各地に様々な史跡があることに気付き(これまではフーンと単にスルーしてた)ざっくり学んだ歴史に少しずつ枝葉が分かれていく感覚になり、国内旅行をより楽しめる様になりました。遠くまで出かけなくても住まいの周りにも史跡はたくさんあって過去との連続性を感じるようになりました。

社会という科目のベースづくりのための家族アクティビティ

中学受験は四科目それぞれの学習量が半端ないです。宿題に追われるし、成績伸びないしこのトンネルいつ抜けるねん、、、みたいなことがたくさんです。疲れたから地図で遊ぼうみたいな感じで息抜き的な位置づけにしていました。社会は蓄積していけばできるようになる科目なのでやっただけ結果に結びつきやすいです。

そんなお楽しみ科目でもありますが、これはこれで注意が必要で、全体の偏差値を伸ばしたいがためにこれに頼ってしまうのは非常に危険。6年後半になると手薄になってた社会を仕上げてくる層が一気に追い上げてきます。我が家は4−5年生のときに一生懸命になりすぎず、でも知識のベースは蓄えておくということにしました。社会の暗記は揮発性ってママ友が言ってましたがこれほんと。記憶に残るベースを作るために余裕のある学年までにいろいろな体験をすべくテーマ性のある旅行に行ったりしました。

定番のお出かけ先から、こんな場所あったんだ!みたいなところまで様々な場所にお出かけしました。これから記事にして行こうと思います。お出かけ先の一つのアイディアとしてお役に立てたら嬉しいです。


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