【中学受験】工場萌え編/鹿島臨海工業地帯と佐原の旅②
そもそもなぜここが工業地帯に?
国交省のサイトによると以下の3つの理由が挙げられていました。
Wikipediaによると、、、
3つの理由というか、、、どちらかというとWikiに書いてある「後進県からの脱却」というミッションのために3つの条件が重なったということでしょうか。(目的と手段がごっちゃになるあたりがお役所っぽいな、、、)知事の提案の翌年に鹿島開発の試案をまとめ工場誘致に乗り出したとのこと。行ってみるとわかるのですがこの工業地帯は住宅地と隣接しています。「県民所得の増大」という目標から始まった巨大プロジェクトであるため、県民のアクセスも考慮されたのかなと推察します。
ほんの60年前、日本はまだまだ貧しかったのだなあ。60年代は国民一人当たりのGDPは首位のアメリカと3倍の開き。こうした巨大プロジェクトが経済大国への道を支えていたのだなあ。
突然の異世界突入
前述の通り、鹿島臨海工業地帯は住宅地と隣接しています。普通の住宅街から工業地帯方面へ左に曲がるといきなり異世界に突入します。その様子は動画を御覧ください。
ちょうど夕暮れ時、金属部分が夕日に染まりだして美しい。突然の異次元感にわくわくMAX!この先に砂山都市緑地が。
①まず砂山都市緑地へ
砂山都市緑地は小高い丘の上。ケミカル工場が見渡せます。
②小高い丘から工場を臨む
砂山都市緑地公園で夕陽を堪能したあとは暗くなるのを待っていざケミカル工場へ。日が沈むとともに工場の明かりが際立って異世界転生したかのような錯覚に。
③風力発電がぶわんぶわん回ってる
Y字型堀込港の入り口は風力発電の風車が回っていました。遠くから見ると風車にしか見えないですが、すぐ下に行くと巨大さに驚くし、風を切るおとがぶわんぶわんとすごい音と圧で圧倒されます。でもこんな巨大な風車でどれくらいの電力になるんだろ。
<注意>灯りも少なく、人通りも少ないです。現地に向かう際は複数人で安全に気をつけて訪問してください。特にY字型堀込港付近は車止めも柵もないので本当に危険なので暗くなってから近づいてはいけません。
④港公園もいいかも
Y字型堀込港付近に近づくのは危険なので、明るいうちに港公園から見ておくのもいいかもしれませんね。が、現在は展望塔が老朽化のため封鎖されているようで残念です。地上から見るとただの港なんですよね。Yの字になってるのが見たい。
おわりに
退廃的美しさを求めて化学工場を目指しましたが、行ってみるとなんでこんなに住宅地の近く?地図で見るY字型堀込港が大きい!工場っってやっぱり水辺なんだ、、など発見多数。大人的には枯れた農地から貧困脱却していった高度成長期の日本に思いを馳せ楽しい旅でした。
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