幸せに生きるってどういうことだろう?


今日もお疲れ様です!
ひよこと申します。

1年前、祖父の介護をしていた時に、
実に色々なことを考えさせられました。

それをいつか、言語化して、
ブログに残したい!と思うものの、
自分の中でも、

何が伝えたいことで、
何が学んだことなのか、
色々考えたはずなのに、

まだそれは”こういうことだ”という
答えを持てずに、
頭のなかでごちゃごちゃ
しているので。

今は”これだ”と思える答えがないけれど、
少しずつ今出てきた言葉を
アウトプットして残してみようかなと思いました。

その先で、
いつか”これかも”
と思える自分なりの答えが
見つかればいいなと願っています。

支離滅裂ですが、
お付き合いいただければ
嬉しいです。

✴︎

✴︎

✴︎

祖父の介護で一番悩んだことは、

”どちらが祖父にとって
本当に幸せな選択なのか?”

ということです。

祖父のことは自宅で介護していたけれど、
祖父の状態はとてもいいものではなかったので、

ケアマネさん
主治医
リハビリスタッフさん
介護スタッフさん
看護師さん

など、たくさんの方の
支援を受けながら介護生活を
続けているような状態でした。

そこで、
難しかったのが、
上に挙げたような医療現場に
いる人との関わり方。

医療現場にいる人は、
その仕事の責任があるが故に、

・祖父がより元気でいられる方法
・祖父がより健康で長生きできるアドバイス

をしてくださるけど、

果たしてそれは、

祖父が望んでいることなんだろうか?

ということ、凄く悩みました。

「脱水になりかけているので
もっと水を飲ませてください。」

と医療現場の方は言う。

でも、祖父は頑なに、
「飲みたくない」
と言う。


この場合、

祖父の残り短くなってきた人生を生きる上で
幸せな選択はどっち?

水や食事を拒み続ける祖父は
どんどん弱っていく。

「このままでは、
長くはもたないので、
入院させた方がいい。」

と医療現場の方は言う。

だけど、祖父は

「家でおばあさんといたい」
と言う。

その頃には、
おばあちゃんもだいぶ体にガタが
来ていて、吐き続ける毎日。

だけど、
おじいちゃんにはもう
大好きなおばあちゃんのこと
(体調や様子や気持ち)
が見えていない。

✴︎

✴︎

✴︎

祖父は、
おばあちゃんのことが
本当に大好きだ。

今まで一度も喧嘩をしたことがないことを
二人が誇りに思っていて、

人が来る度に、
お互いのことを
「いい人だ」
「素敵な人だ」
と褒め合う。

二人だけの時間にも
「ありがとう」
や互いへの思いやりを
欠かさない。

そんな夫婦だ。

だけど、毎日苦しみと戦う
おじいちゃんには、
もうおばあちゃんのことが
見えていない。

結局私は、
おじいちゃんを
無理やり施設に入れる
選択をした。

夫にも逐一相談に乗ってもらっていて、
その中で夫が発した一言が
今でも強く頭に残っている。

「おじいちゃんにとっては、例えそれが苦しむ道だとしても、自分の好きなように生きて、おばあちゃんと二人で家で死ぬ方が幸せなんじゃないかな」

という言葉。


祖父にとっての幸せは、
飲みたくない気分だから飲まない。

その選択を許して
あげることだったかもしれない。

家にいたい。

という気持ちを
尊重してあげること
だったかもしれない。


現実には、
祖父は一人ではトイレや食事や
身の回りの生活ができない状態で、

祖父の気持ちを尊重するには、
たくさんの人の手や介入が必要だった。

✴︎

✴︎

✴︎

「幸せ」ってなんなんだろう?

特に命が残り短くなって来た時の
幸せって。

健康であれば、
自分のしたい選択ができるけど、

健康が叶わなくなった場合、
どうやったら自分で幸せを
生み出せる?

人生が終盤戦に入った
おじいちゃんや
おばあちゃん
の姿を一番近くで見ていて、

もの凄く自分の「幸せ」を
考えたし、

まだ生きている
おばあちゃんのことを
隣で見ながら、

未だに「幸せ」に
ついてよく考える。

おばあちゃんの生き方は、
おじいちゃんとは対照的で、

それについてもまた
書きたいけど、

私の中で一つ、
幸せに生きる為に

これをしたい!
と思うことができた。

それが、

勉強

だ。

いづれは、
体を動かせなくなるかもしれない。
文字を読めるだけの視力がなくなるかもしれない。
耳が遠くなって蝉の声も聞こえなくなるかもしれない。
今聞いたことが頭に残らなくなるかもしれない。

そうなる前に、
なるべく自分の中に
豊かさを蓄えておきたい。

この記事に、
まとめとか、
これが伝えたい!
というのはまだ私の中に
ないのだけど、

また、
ちょくちょく
祖父母を見ていて
考えたこと、

アウトプットしてみたいな
と思っています。

まとまりのない文章に
ここまでお付き合いいただいた方、
本当にありがとうございました。

ひよこ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?