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『諦め』から首をもたげたカメ

本当は諦めてたんですよ...
幸せはきっと選ばれた人にしか来ないものなんだろうな…

私の人生は、いつ終わるんだろう…

 『いやもう終わって欲しいし。』

こんな人生にどうしてなっちゃうの?

 『でも子どもが成人するまでは…!』

機能不全家族でいつも養育者の顔色を見て

ヒリヒリした暮らしをしてきた幼少期。

子どもの頃はまだ、希望がありました。
『いまがツライだけ。
 きっと大人になって自分で生活できるようになったら自由に決ってる』

そう思ってたのに、

違う苦しみができたんです。

看護師の現場でのイジメも、お付き合いするお相手も
何もかも自分の思う道にはほど遠いうえに
些細なトラブルでさえも
いつも大きな口を開けて待ってる魔物のようにも感じてました。


もう働くのもツライ

人が怖い。

いつも誰かの正解を探して..…

好きじゃない人にも無意識に合わせて誤解を生んだり、

一人で夜勤を請け負う時期が長く続いたり。


そうやって相手に合わせてると

「御しやすい相手」
「便利な存在」

と思われるんですよね。


結果うつ病を何回も繰り返してたんです。

メンタルダウンの度に

「またか...」


子どもができてからのメンタルダウンは恐怖でした。

でも、どう頑張っても思う方向にならなくて

『どうしていつもこうなるの?』


悲観してとにかく生活できるくらいは動けるようにならなくてはと
メンタルクリニックに何年もお世話になりました。


そこで医師に言われた言葉は

『あなたは何も悪くない。もう、離婚しなさい。』


でも夫も悪くないし、子どもから父を奪うのか?

悩んで身動きできなくなりました。


私の性格で人と上手く人間関係を築けないなら
薬で自分をコントロールすれば良いと

真面目に飲んで平常心を無理矢理維持したり、

薬を使って眠ってみたり、
何も考えないようにしたり。

だからといって脳は言うことを聞いてくれません。

人にも生存本能があります。
自分にとって『危険な情報』は何度でもフラッシュバックしてました。

もちろん、ただの過去の記憶だと理解はしてても

やはり苦しい物は苦しいんですよね。

フラッシュバックが来たら感情に名前をつけて
「自分の感情を認識して、今は向こうへ行っててね。」

と言い聞かせて自己コントロールして耐え忍んでました。


子育てが少し落ち着いたある夜、
また苦しくなって風呂場で泣いてたました。

しかし、そんな最中やっと糸口を掴めたんです。


『私の心の落ち着くように環境は変えられないんだ。
自分が根底から変わるしかない』


自分で気付いたら行動できるものです。

確かに身体がだるくて眠くて、頭は朦朧として気持ちも苦しかったですが、

このまま耐え続ける苦しさに比べたら
『今頑張らないでどうするんだ!』

新たな学びに出会いに行きました。

神経言語プログラミングで自分を癒すべく学び続けて、
もっと自分が羽ばたけるように

オンラインの世界に飛び込みました。

そこから更に学んだりたくさんのことを経験できました。

人生はキッカケを手にすると大きく変わります。

理想の自分を認めて良いんです。

現実を受け入れるのは大切だけど

望まない現実から這い出るのも自分の意志。


望む方に手を伸ばすと、意識が変わり気持ちが動いて

人生が変わり始めるんです。


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