一人あたり退職加算金ランキング!
こんにちは。ひよこです。
さて、今回はひとりあたりの退職加算金ランキングを作成してみました。
退職加算金とは、希望退職制度に応募したときに得られる優遇条件の一つで、一般的には年齢に応じて月給の〇〇か月分という形で試算され、退職金とは別に支給されます。
これは会社によって異なりますが、希望退職のIRで発表する特別損失の金額を見るとざっくりと割り出せます。
特別損失の金額を希望退職の応募人数で割ると、一人あたりにかかるリストラ費用が算出されます。
この一人あたりのリストラ費用には再就職に関わる支援費用も含まれますが、微々たるものなので、ほとんどが退職加算金といえます。
退職金加算金の大きさはリストラ時の社員に対する手厚さともいえるので、この額が少ない会社は、コストを掛けずに社員に辞めてもらいたいようなケチな会社か、よっぽど経営状態が厳しく、無い袖は振れないという状況です。
このランキングは過去2年間で希望退職をIRし、募集人数(または応募人数)と特別損失の金額を発表している会社をざっくりまとめてものです。
参考程度に御覧ください。
では早速ランキングを見てみましょう。
1位は断トツで味の素になりました。ざっくり4500万円です。うらやましいですね。
最低はラオックスです。月収の約3か月分てところですね。
また最近1000名の希望退職を発表したレオパレスも低く、下から2番目ですね。
また、業界別に特色がでる傾向もあり、食品業界、医薬業界が高いですね。
このランキングには出ていませんが、金融系や商社系も水準が高いです。
その次に超大手の電機メーカーといった感じです。
平均は約1,200万円ですね。
また、未上場の中小企業などでは、退職加算金がでないケースも多くあります。
このようなデータを抑えておくと、仮に自分の会社で希望退職が実施された場合の優遇条件が魅力的なものなのかどうか、判断がしやすくなりますね。
「リストラの対象になってしまった」「もしかしたらリストラの対象になるかもしれない」そんな方にとって必ず役に立つ記事を書きたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?