教員1年目、適応障害になった⑨
前回までの記事はこちらからご覧ください。
(1)めまいの原因特定を試みた~耳鼻咽喉科へ~
1カ月の病休明けから約3週間が経ちました。
前回の記事では、体調がなかなか戻らないと書きました。
あまりにもその週の体調が酷く、起き上がるのもやっとの状況であったため、耳鼻咽喉科にかかりました。
耳鼻咽喉科にかかった理由は主に2つです。
①9月下旬頃に体調を崩し始めてから、まだ耳鼻咽喉科にかかったことがなく、めまいの原因が心因性以外にもあるかもしれないと考えたため。めまいの原因が耳に無ければ、心因性によるめまいで確定になり、治療も私の気持ちも一歩前進すると思った。
②最近両耳の痛みが出てきて、薬の副作用で耳が酷く腫れてから聞こえ方が変化したと感じ、一度耳鼻咽喉科にかかってみようと思ったから。
耳鼻咽喉科で検査と診察をしてもらい、
「内耳性のめまいが起きている。眼振は見られなかった。平衡機能が低下しているため、めまいが起きている可能性が高い。」
と診断されました。医師の話を聞いて、「耳にも原因があったのか」と思う気持ちと「結局、めまいの原因が確定できなかったな。2つの原因によってめまいが起きているのか?」ともやもやする気持ちになりました。
その日は、耳の炎症を抑える薬とめまいを抑える薬、神経を安定させる薬を処方され、飲み始めました。
(2)絶好調の1週間
耳鼻咽喉科で処方された薬を飲み始めて約3日、月曜日になり出勤しました。日曜日の夜は、「明日から仕事か…」と気持ちが落ちていましたが、月曜日の朝は早く起き上がることができました。
薬が効いたのか、その日はこれまで悩まされていためまいや頭痛が全く起きず、その翌日も翌々日も全くめまいや頭痛が起きませんでした。
なんと今週は5日間連続で、半日勤務をすることができました。これを聞いた両親も驚いている様子でした。自分でもびっくりしています。
耳鼻咽喉科の薬は、2週間分しか処方されていないため薬が切れるとどのような状態になるのかは分からないのですが、今週は一歩前進できました。
来週はどのような体調や気持ちになるのかも分からないのですが、生きていきたいと思います。