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次男、停滞気味

特別支援学校高等部に通う、重度知的障害のある自閉症の次男。
10月中は割と順調に登校できていると思っていたら、学校祭を境に再び登校渋りが始まった。

学校祭の代休明け、いつも通りの登校ができたが、ちょっと機嫌が悪かったのと、新しいこだわり行動が出てきた。

今、次男が上履きを履きたがらないために校内では来客用スリッパをはいている。
そして、今までは次男が履くスリッパを次男の下駄箱に入れてあったのだが、学校祭を境に次男のスリッパも来客用下駄箱に入れるようになったのだ。

次の日は登校したものの玄関の何かを確認してすぐ外に出たがり、「散歩」と称して校舎の周りをぐるりと歩いてから木工室から校内に入った。
玄関で確認したのは、スリッパの置き場所。
次男は自分の下駄箱にスリッパが入っていないことを確認したのだ。
それで納得して玄関から校内に入ればよかったものの、気分が乗らなかったのか「散歩」で気を紛らして木工室登校。

疲れたのか帰宅して昼食を食べた後爆睡。
そのせいで夜なかなか眠れず、昼夜逆転モードに突入。

翌朝起きられず、結局学校を休んでしまった。

そして金曜日は30分以上遅刻して学校に行き、玄関でUターン。
結界復活か?

土日を挟んで気分が変わるかと期待したが、次男は相変わらず登校渋り&学校に着いても車からなかなか降りないで、降りたと思ったら玄関に結界が張ってあって…。

せっかく調子よく学校に通えるようになっていいムードだったのに、何で?

担任の先生と相談して、「とにかく学校から帰るときに嫌な思い出を残さないようにする」ようにいろいろ気をつけている。
「次男が嫌がる素振りを見せたらすぐにやめる」とか、「次男が暴れそうになったら母親(私)が次男を甘えさせて(甘やかすではなく)気持ちを落ち着かせる」とか、「できたことを具体的に挙げて認める」とか。

できたことを具体的に挙げて認めるとは?

1.登校のために車に乗る
2.学校に着いて車から降りる
3.校舎内に入る
4.課題をこなす
etc…

できたら「今日は何と何と何ができたから、4ポイントだね。はなまるだね」と声をかけて褒める。
次男にはまず「学校に行って課題をこなしたら褒められる」を身につけてもらって、様子を見て追い追いやることを増やしていこうかと。

・課題を増やすor難易度を上げて、校内での滞在時間を長くする。
・母親と離れていられる時間を作り、少しずつ長くしていく。
・最終的にはスクールバスで登下校し、利用日にはデイサービスに行けるようになる。
早くこれができるようになったらなぁ…。


「3歩進んで2歩下がる」を地で行く次男。

今年もあと2か月を切り、このまま母子同伴登下校(授業参観付き)を1年生の間ずっと続けることになるのでは…と不安になっている。

どうかこの不安が杞憂に終わりますように。

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