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HIU公式書評ブログ Recitation

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堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公式の書評ブログの朗読版です。 HIUメンバーによる書評を音声にしてお届け! この度、音声配信プラットフォームhimalayaが音声アップ…
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2022年3月の記事一覧

書評_人生は束の間__明日は二度とこないかもしれない__うまくいく人が仕事以外でやっ…

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まぁタイトルがいいね。 ちょっと気になっちゃうもんね。 ということで入手してみた本書は、ギ…

書評_女子よ_妄想力の筋トレをしよう_写真集_蜷川妄想劇場

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キャッチコピーは、「これが女子のための正しいグラビア!」。 2008年発行なのでずいぶん前の…

書評_簡単に壊れてしまうヒト__快感回路

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だいたい本を読むときは好奇心を発生させるためか仕事で壁にぶち当たるときである。 仕事で壁…

書評_無意識の世界__ユングの心理学

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自分でも気付いていない、未知の自分。それは時に夢として反映される事がある。無意識は身体的…

書評_日本の食料自給率をしっかりと見てみましょう_本当に悲観的な状況でしょうか__日…

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突然ですが問題です。日本の食料自給率って何%でしょうか?農林水産省によると37%と67%(令…

書評_日本人が苦手な宗教と哲学が体系的に学べる教科書の紹介です__宗教と哲学全史

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みなさま宗教と哲学知識に関して自信はありますか?私も含めて日本人にとってこの分野は苦手と…

書評_無駄な買い物をしないための思考プロセス__高卒自衛官が実現した_40代で資産2億円をつくる方法

著者は、高校卒業後に海上自衛隊に入隊した。何故自衛隊を就職先に選んだのかと言えば、衣食住がついてしっかり貯金が出来る。それと、仕事を通して様々な国を訪れたいという想いがあったからだった。 しかし、海上自衛隊の勤務は規則に縛られた環境下に置かれたものだった。確かに貯金も出来るし、海外にも行けたが、自分の時間が全く無い。 こんな生活に何の意味があるのか。 そして、結果的には46歳でアーリーリタイアしたのだが、その時、手元には億を超えた資産があった。 えー? 一体どうやって? と、いう本である。 その答えは、長年培った節約術と投資。 如何に節約するか。つまり無駄な支出を抑えることで、資産を増やす。それに加え、時間の無駄も無くすことでも自然に資産が増えるのだと言う。 本書では、この二つをどうやって実行してきたのかについて、その方法の数々を具体的に詳述するのである。 それらのノウハウを産んだのは、28年間勤務した海上自衛隊での毎日の経験も基になっているところが、これまたユニークだ。 自衛隊で養われた「無駄を省く精神」とは? 時間をお金に換える行動管理術とは? 買い物も、その対象に合わせて決済方法を工夫し、どうやって無駄なくお得に買うか。 また、様々なポイントを貯めることは、支出を減らし、貯金を増やす手助けをしてくれることになる。さて、如何にして1ポイントも漏らさず獲得するか。 今まで何げなく取り逃していたポイントをキッチリ取得する様になることで、お金の使い方だけでなく、時間の使い方も確実に変わっていく。 ポイントの取得制度などを細かく確認する癖をつける。常に情報を的確に理解し、漏れや抜けがない様に確認する姿勢が、その後の投資を行なう際にも生きてくると言うのだ。 読んでみると、その手法のあまりの細かさ、凄まじさにちょっとビックリするくらいだが、たかが1ポイントと思って、獲得の機会を幾つも見逃がしていれば、またそれが月間、年間に換算してみれば、どれほどの利益を損してしまうのかと説明されれば、そりゃナットクするしかない。 「使えるものは徹底的に利用するポイント活用術!」 その考え方は大いに学びべきだろうなぁ。 正直言うと、ここまでの徹底ぶりはちぃっとばかし難しいでしょうが、せめても、1ポイントだったら、まぁ・・・と、簡単に捨てちゃうのは止めにしようではないか。 極限まで無駄を省く節約術。 興味が湧いたら、是非本書を手に取ってみてください。 高卒自衛官が実現した 40代で資産2億円をつくる方法 作者:生方 正 発売日:2018年6月14日 メディア:単行本

書評_新型ペストがアウトブレイク__リウーを待ちながら

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近頃フィクションに食指が動かない。理由はおそらく新型コロナウイルス蔓延後、「事実が小説よ…

書評_何かを極めた人の話には_必ず学びがある__オンライン_セミナーのうまいやりかた

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本書では、年間200回のセミナーを手がける著者による、オフラインからオンラインセミナーへの…

書評_人生百年時代を幸福に生き抜く為に__絶対に後悔しない_賃貸アパート_請け負いま…

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土地の相続に悩む親子が賃貸アパート経営をしようと決断し、著者である椿内氏のもとへ相談しに…

書評_人生を成功に導くのに特別な才能やセンスはいらない__最大化の超習慣__堀江式_完…

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本書では、読者の能力やパフォーマンスを最大化するためのアクションや時間管理など5種類のテ…

書評_古人が残した心__原色小倉百人一首

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歌に込められた想いや作られた背景、そして解説が一首毎に書かれている。読めば読む程、昔の歌…

書評_未来へのオフィス戦略__業界の裏表を知りつくすプロ経営者が教える賃貸オフィス…

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知人の経営者が出版をしたと言うので読ませていただいた。 著者は、株式会社MACオフィスという…

書評_あなたが使っているのは国語_それとも日本語__主語を抹殺した男_評伝三上章_

既成概念に囚われず合理的思考の持ち主である、日本語学者三上章の生涯を綴った本書。著者である金谷氏がカナダの大学で外国語として日本語を教えていた時、日本語に違和感を感じた。そしてそれは三上文法との出会いの始まりであった。 国際交流基金によると2003年外国人の日本語学習者は127カ国で235万6745人だった。学校教育の中で外国語として日本語を学習している者が対象であるので、実際はもっといる。これが2018年になると134カ国で385万1774人になるので、増え方から日本語が脚光を浴びているのがよくわかる。個人的には日本の宝であるアニメや漫画が大きく影響していると感じる。そんな海外での日本語学習者が増加している背景の中、実は日本人が習った日本語が偽りだったと言われたらどう思うだろうか。日本語の常識を覆す三上章の生き方を是非とも日本語を使う世界の人々に読んで欲しい。 三上章は晩年体調を崩して精神的にもおかしくなってしまう。その大きな理由として自分の論文が国語学界から全く相手にされなかった事である。暖簾に腕押し状態で生涯それは報われる事は無かった。SNS発信時代の現在に三上章が生きてるならば、違う人生だったろう。もしかすると義務教育の国語が「日本語」という名前に変わっていたかもしれない。 主語を抹殺した男/評伝三上章 作者:金谷 武洋 講談社