書評_何かを極めた人の話には_必ず学びがある__オンライン_セミナーのうまいやりかた
【書評】何かを極めた人の話には、必ず学びがある。『オンライン・セミナーのうまいやりかた』
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本書では、年間200回のセミナーを手がける著者による、オフラインからオンラインセミナーへの移行の基本やセミナーの企画、プロデュース方法、また人々が陥りがちな誤解やその解決方法も書かれている。個人的には、最近セミナー運営に関心を持っていたため、とてもタイムリーに本書と出会えたことに感謝したい。
本書評では、第3章「自分のセミナーを企画する」に注目するが、そこで著者が伝えるのは、誰もが教えるべきだということ。なぜなら、セミナーのコンテンツとして成立するには、受講者の課題を解決することが大切だが、人それぞれが持つ様々な経験は、誰かの役に立つコンテンツになり得るという。
また、人に教えて収入を得ることで会社への依存が減ることも大事だが、何よりも人に必要とされていると感じることで楽しく仕事でき、それは健康や長生きへもつながる。さらに、誰かに伝えるために自分の知見をあらためて整理することが自分の成長となり、結果として教えることが最大の自分の学びになる。
だが、多くの人は、著名人でもない自分が人前で話したり、人に教えることは大それたことだと考えたり、完成度に必要以上にこだわりなかなかスタートできないそうだ。しかし、著者は実際に始めてみると、より課題が明確になり、改善しながら継続することが大事で、自分が本当に好きで得意なことであれば、自然と続けられるという。
実は、著者自身もオンラインセミナーは、コロナを機にゼロから始めたそうだ。オフラインと比べハードルが下がり、オンラインセミナーは誰でもできると著者はいう。本書は、一人でも多くの人が自分のコンテンツを人に伝えられる世界になるための道しるべにと考えて書かれたものである。
オンライン・セミナーのうまいやりかた
作者:高橋龍征
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
本書評では、第3章「自分のセミナーを企画する」に注目するが、そこで著者が伝えるのは、誰もが教えるべきだということ。なぜなら、セミナーのコンテンツとして成立するには、受講者の課題を解決することが大切だが、人それぞれが持つ様々な経験は、誰かの役に立つコンテンツになり得るという。
また、人に教えて収入を得ることで会社への依存が減ることも大事だが、何よりも人に必要とされていると感じることで楽しく仕事でき、それは健康や長生きへもつながる。さらに、誰かに伝えるために自分の知見をあらためて整理することが自分の成長となり、結果として教えることが最大の自分の学びになる。
だが、多くの人は、著名人でもない自分が人前で話したり、人に教えることは大それたことだと考えたり、完成度に必要以上にこだわりなかなかスタートできないそうだ。しかし、著者は実際に始めてみると、より課題が明確になり、改善しながら継続することが大事で、自分が本当に好きで得意なことであれば、自然と続けられるという。
実は、著者自身もオンラインセミナーは、コロナを機にゼロから始めたそうだ。オフラインと比べハードルが下がり、オンラインセミナーは誰でもできると著者はいう。本書は、一人でも多くの人が自分のコンテンツを人に伝えられる世界になるための道しるべにと考えて書かれたものである。
オンライン・セミナーのうまいやりかた
作者:高橋龍征
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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