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『臨床心理学から見たエネルギーヒーリング』 古宮昇 幻冬舎

どうも羊です。
今回の本はこちらです。

カウンセリングに興味があり、
将来、息子が困ったら話を聞いてあげられるようにと
カウンセリングの勉強がしたいと思っています。
そんな中、見つけた本です。

カウンセリングについていろいろ調べていると
ヒーラーやら宇宙からのメッセージとか出てくるんですが
実際のところ
何が違うんだろうと思っていたので
ちょっと読んでみたくなりました。

感想としてはもう少し、心理学的な
臨床的な側面からのクンセリングとはを知りたかったですが

カウンセリングとは相手を肯定も否定もしない。
そこにいる人自身を受け入れる。
傾聴が大切。
カウンセラーが変わるのではなく
カウンセリングに来た人自身が気づき変わるもの。
意識が変われば体の状態も変わる。

相手を肯定も否定もせずそのまま受け入れるってすごく難しいと思います。
そこができるかできないかがよいカウンセラーかどうかの違いかもしれません。

最近はコーチングとかも話題ですがコーチングは相手に働きかけるイメージが強いような気がします。
良くない方向に行こうとするマインドを効果的なほうへと導く。
だからコーチングと言われているのではとぼんやり考えてみました。
つまりコーチングは動的。カウンセリングは静的。
もちろん、積極的に働きかけるカウンセリング方法もあるでしょうが
基本的にはカウンセラーは補佐役。メインは相談者。
相談者のあるがままを受け入れる。難しいよね。

著者はさらにカウンセラー自身、心に何かあるとそのカウンセリングの効果は上がらないと書いています。
カウンセラー自身も癒しというのか心が浄化されていないとうまくいかない。
これは分かる気がします。
確かに苦しみの共感ということで言えば、いろいろ辛い経験があったほうがいいとは思いますが
そこで自分の感情がのっかってしまうと相手が見えなくなってしまう気がします。
だから自分の心のわだかまりはフラットにしておかなければいけない。

あれ?
息子へのカウンセリングって母親にできるのか?
やろうと思えばできるけれど
無理してやると余計にこじれるのでは?
そうか、わたしは彼を見守り
良いカウンセラーを見つけるアドバイスができる状態でいることなんじゃないかしら。

そうかそうしよう。
カウンセリングの勉強はまだまだ続く。

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