わら草履体験

どうも、ひつじです^^

昨日、わら草履作りの体験をしてきました。

体験をすること自体がなかったのでとても新鮮な気持ちでした。

そのことについて記事にしたいと思います。

では、いきましょー

わら草履とは?

まず、わら草履というやつなんですけどこれは昭和初期まで今でいう靴として履かれていたものです。

わら草履は草鞋(わらじ)とよく似ていますが、鼻緒と呼ばれるつま先だけの緒がついている(ビーチサンダルのようなもん)のが特徴です。平安時代の中期に誕生したとされています。

明治、大正になると板やゴムを取り付けた草履もあったとか^^

時代の流れを感じますね。

どんなふうに作るのか

わら草履を作るときに使った道具です。

草履編み台と言われています。

画像1

白いロープは芯縄と言って、写真のように縄を横から八の字になるように通していきます。

画像2

画像3

注意点はあまり強く編まないことです。上の写真のようにわらを手前に引っ張れば密集して頑丈になります。また草履の外側の形も綺麗に整います。

これを繰り返し、必要な長さまで編んだら鼻緒から後ろの部分を作りますがここは講師の方がやってくれました。時間が足らなくなるとか(^^;

画像4

またここから踵の部分を編んでいきます。

画像5

ここから先も講師の方にやってもらいました。

あとは芯縄を閉じます。これは編み初めのところのロープを引っ張れば今でているロープは引っ込んでくれます。ちなみに編み方がいいと、するする難なく引っ張れるそうです。

そんなこんなで完成したのがコチラ。

画像6

わら草履作りを体験してみて

初めてのわら草履作りでしたが、最初うまくできなかったのが段々と編むのがスムーズになってきたのが嬉しかったなと思いました。

またこんな技術を生み出した平安時代に人たちすげーなと思いました。
いかに現代がモノに恵まれているなとわかる時間でした。

モノがなかったからできたものですから。

しかし、歴史が長いですね笑
わらじから始まって、それ以外にも雪駄だったり、下駄だったり、足袋だったり。。。
日本の履き物の歴史 https://www.parashoe.co.jp/shoes/japanese-shoes

自然の中で過ごしてきた日本人は身の回りにあるもので季節を過ごしてきたんだなぁと思いました。

終わりに

この体験をして背中や手が痛くなりましたが、それ以上に学び得たものがあったなと思います。当時の人がなぜこんなに体が痛くなるまで作る必要があったのか?考えるきっかけにもなりました。

また制作ですので完成をみた時はできたー!という感じで達成感満載でした。

ぜひ近くでこのような体験があったら、参加してみるのもおすすめだなと思います。

では今日はこの辺で上がりたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?