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写真日記2023/12/17 崎陽軒、サイード、ミル清掃

 写真日記代わりに使っているマストドンが何故か投稿できなくなってるのでこっちで日記を。
 朝起きたら良い天気だったので、お金無いから別にいいかとスルーするつもりだった「まつもと古市」へ。
 そしたら早起きは三文の得。
 原田治のイラストの崎陽軒のひょうちゃんに出会えた。

350円。

 お店の人に「すごいとこ行きますね」と褒められた(んだと思う。たぶん)。
 月イチ開催のこの古市で、先月は1個100円で活版の活字を買った。
 使い道の無い懐かしい小物がこうして机の上にちょこちょこ増えていく。

「醤」と「油」。
 

 さてじゃあ帰るか、と歩き始めてしばらくして、(そういえば) と、思い出してUターン。
 数日前、いつも前を通りかかる古本屋さんの店頭のワゴンにレイモンド・ブリッグズ『風が吹くとき』の古い版が500円で出てたのを、ちょっと状態が良くなくて(触るのが嫌になるくらいザラザラしてた)見送ったのだけれど、U-NEXTに配信が来てたので久しぶりに観たらやっぱり本が欲しくなったんだった。 

 で、古本屋さんに着いてみると、『風が吹くとき』は見当たらず。
 じゃあ帰ろうか…と思ったのに、普段は通り過ぎるだけのお店になぜか今日は入りたくなって、ドアを開けて店内へ。

 数ヶ月前に入ったときとは棚の中身がだいぶ変わって、ずいぶん私好みな本がたくさん入っていた。ツェランやら小川国夫やら。私がすでに持ってる本もちらほらと。どういう人が売ったんだろう?

 じっくり棚を見ていくうち、以前図書館で借りたものの読み終わる前に返却期限が来たサイードの自伝を発見。
 1200円くらいまでだったら買いたいかも…と、思いながら手に取って値札を見ると、

 500円。
「水濡れのため」と。

 たしかにページ全体が波打ってはいるけれど、読むのに支障は全く無いし、汚れも黴も無い。濡れたと言うより、湿気の多い場所に置いたことがある、という感じ。(お風呂で読んだとか?)
 迷わずレジへ。

ひょうちゃんと知の巨人のツーショット。

 骨董市と古本屋さん、古い物との出会いに恵まれた週末だった。

 帰宅後、コーヒーを淹れる前にミルを分解清掃。これで今年の大掃除は終わったことにする。

8年くらい使ってるカリタのミル。