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アラフィフの自費出版 お金がかかる②

こんにちは、さくらです。
自費出版する。と決めてからの迷いや気づき、大変だったことなど書いていこうと思います。

作家さんて印税で儲けるんでしょ。いいなぁ。
と思っていた私はあまりにも無知でした。世の中には楽曲や本を出して印税で儲けている。という夢のような話があるじゃないですか。

漠然と夢見ていた世界が現実になって、その厳しさに直面しました。
本を出すにはお金がかかる。」そりゃそうですよね。
「本を自費で作る限り、儲けはない。」あれ、そうか、そうだよね。1000部を数100万円かけて出版して全部売れても売上利益はそのほんの数パーセント。
元を取るには誰かが出資してくれる、「商業出版か企業出版」と言う事になります。

色々なコンテストや作品募集されているものに投稿して実績を積んだり、チャンスを掴むのも一つですし、自ら出版社に売り込む手もあります。
けど私が思っているものは、いわゆる本ではないからなぁ。
よし、自費出版と商業出版両方で探そう。

まずは、出版社選びです。ネットで検索してみると自費出版を受けてくれる出版社は数えきれないほどあって、おすすめランキングや出版社への口コミなども色々出てきました。その中で大手出版社と低価格で出版できるところと数社絞り込み、見積もり依頼をしました。

電話で話す時は毎回ドキドキです。私の考えている本が通用するだろうか。
邪険に扱われたりしないだろうか。出版社の多くはすぐに電話やメールで返事がありました。出版社のホームページや口コミなどを見て選んだ会社ですが、自費出版によるトラブルも色々とあるようです。「大金を払って出版したが、本屋に並べられていなかった。」「アイデアを盗られる。」etc、、、。

納得のいくまで調べたり、出版社に問い合わせる、根気と努力、勇気がいったように思います。失敗したくはないので、この出版社選びが1番慎重に時間もかけたかもしれません。

見積もりもいわゆる大手出版社、有名どころは金額が高いように思います。
が、本の流通を全国展開してくれたり、在庫の管理やAmazonでの取引、広告、そして信用とネームバリュウなど込み込みだったりもします。

なので出版社によって細かなところは様々ですが、大体の部数、サイズ、流通でこれくらい。とわかってきました。

後から知ったのですが、作者と出版社のマッチングをしてくれる方もいるそうです。出版社によって得意なジャンルや商業出版の有無もあるので、出版業界をよく知る方にアドヴァイスいただけるのは良いですね。

私は良心的な価格設定で、やりとりがとてもスムーズだった
パレードブックス」さんに決めました。何度も見積もりをやり直してもらったのですが、嫌な顔ひとつせずに(電話なので見えませんが、声のトーンに全集中で判断)対応してくださいました。うーん、これは大事。

不安だらけの私の話をよく聞いてくれ、その不安を一つづつ安心に変えていってくれました。作者と出版担当者との相性もありますし、そこはこちらも謙虚に教えてもらう姿勢と意思を伝えて、相手からも同等の熱量が感じられるかを重視しました。

パレードブックスから自費出版して、それを見た出版社から商業出版のオファーがくる。またはこちらから売り込む。と計画しています。

自費出版や商業出版を考えている方の参考になれば嬉しいです。

タイトルの絵は「どんむ」さんです。
美女が大きな本を手にしていて、本から光が放たれています。美女の意思ある目力に惹かれました。(まるで私。だったらいいなぁ。ふふふ。)


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