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彩雲輝く朝

ある朝洗濯物を干しに庭へ出て、いつものようにうーんと背伸びをして空を見上げると、太陽の近くの雲に七色の光を見つけた。え?虹?ではないね、え?神々しすぎる!虹色の雲なんてあるんだ。夫にも見せてあげたいと二階にいる夫へ呼びかけるが聞こえないらしい。目を離すとすぐに消えてしまいそうな気がして、彩雲を見つけた奇跡に感謝しながら、しばらく天からの祝福の後光を身体いっぱいに浴びた。特にスピリチュアルにはまっているわけではないが、そうとしか思えない神聖な光だった。
彩雲のひかりを浴びた私は幸福感と新鮮なエネルギーに満たされた。私は何の為にうまれてきた?行きたいところへ行き、やりたいことをやる為だ。「新しい自分の目覚め」のような感覚があった。
実際、日本古来から仏教でも寺院の完成の祝いや仏様の開眼など重要な出来事の際に彩雲が発生した。という記録があったり、阿弥陀如来の来迎図にも神様が五色の雲に乗っている様子が描かれている。彩雲はなかなか見られない現象なので、縁起の良いもの。幸運の予兆と言われてきたようだ。
自分の経験してきた事や心を動かされた事などをエッセイに書き上げたい。と心に秘めてきた想いを実行に移す時が来た。「エッセイ アプリ」で検索してヒットしたのがここ「note」だった。彩雲を見て10日経った今もあの朝見た彩雲の美しさ、ドキドキ、ワクワクした気持ちは蘇ってくる。感謝。
これを読んでくれたあなたにも見えるといいですね。神々しい彩雲が。




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