アラフォー未経験☆WEBデザイナーへの道①~最初の5つの壁と対処法~
デザイン超初心者のアラフォー主婦 ucca が
WEBデザイナーになるまでの道のりを、全5回シリーズでお届けします。
第一回目は、
はじめてWEBデザインを勉強する人が
一番最初に直面する問題点とその対処法について
お伝えしたいと思います。
39歳、WEBデザイン始めます
私のゴリ押しと(笑)、代表megさんのやさしさで
憧れだったWEBデザインの会社 ヒトユミ に入社し、
「デザインやってみたいです」とは言ったものの、
デザインするとはどういうことなのかが、
全くイメージできていない状態でした。
問題点①何をしていいかわからない
私のお仕事は、代表megさんのアシスタントで
WordPressの構築や、SNS投稿、リサーチなどがメイン。
最初に、スマホアプリのCanvaを教わりました。
「では、デザインを作ってください」
と言われるも、マジで何をしていいかわからない。
え、どうすればいいの?
手も足も出ないとはこういうことか
ってほど、固まりました(苦笑)
普段、いろんなデザインを見ているはずなのに
びっくりするほど、まったく思い浮かばないのです。
「ツールに慣れるために、試しに色々触ってみてください」
はじめて使うツールなので
文字などが思った位置に配置できなかったり、
どこでサイズを変更するかわからなかったり、ということもありました。
が、配置にしても
どこに置くかを、決められないのです。
配置だけじゃない
バランス、サイズ感、色使い、すべて決められない。
私、ヤバいところに来ちゃったかもしれない…
あまりの出来なさがショック過ぎて
「デザインやりたい」といったことを激しく後悔しました。
問題点②テンプレートや素材を選べない
Canvaには、ソーシャルメディア投稿用、プレゼンテーション、
Blogバナー、チラシなどといった、
多岐にわたるシチュエーションのテンプレートが準備されています。
「テンプレートを使ってみてください」
と言われたものの、
どのテンプレートを使ったらいいか迷う、多すぎて。
何が適しているのか、
どのデザインが素敵なのかも
よくわからない。
流行りの大理石柄を使ってみるも
インスタを見ると同じような大理石柄が溢れていたり。
Canvaのテンプレをそのまま使ってるのが、バレバレ。
ヒトユミは、デザインを売りにしているだけあって
写真貼っただけとか、デザイン性がないのはNGなはず。
テンプレそのままもダメに違いない…
なんて、変なプレッシャーで余計に焦ったり。
Canvaには、素材もたくさんあるんですが
これがまた、選べない。
スタンプのように、簡単に貼れるのですが、
どれを使ったらいいかがわからないし、
やみくもに貼るとごちゃごちゃするだけ。
やればやるほど、正解がわからなくなってくる。
問題点③Photoshopの使い方が覚えられない
Canvaもまだまだでしたが、
Photoshopの講座を受講出来ることに。
アドビのソフトをインストールしましたが、
フォトショ?イラレ?何それおいしいの?状態の私。
何をするソフトかも
正直、よくわかっていませんでした。
オンラインのPhotoshop講座は
初心者にもとても分かりやすくて、
ツールひとつひとつについて、講師の方が丁寧に解説してくださり
言われたことは理解出来ました。
しかし、覚えられない。
講師の方に言われてすぐは
「あーなるほどねー」とできるのですが
いざ、自分でやろうとすると、
どうするんだっけ?
思い出せない…
とにかくツールの数が多いのです。
例えば、文字ひとつにしても
大きさ、太さ、フォント、色、エフェクトなど
とにかく選択肢が多すぎて。
講座を見ながらだと、わかった気になるのですが
いざ自分でやろうとすると、まったく出来ないのです。
一度、受けた授業を何度も見て復習していたら
まだ全部見終わっていないのに、受講期間が過ぎてしまって…
自分の時間も記憶力ない
アラフォーには苦行過ぎます。
問題点④勉強方法がわからない
講座の受講期間は過ぎてしまったものの
課題の提出期限はまだ来ていなかったので
課題だけは制作することに。
でも、まだPhotoshopの使い方がわかってない。
そこで、
図書館でフォトショップ関連の本を10冊借りました。
図書館で選んだ本の中から、
自分に合いそうなものを購入しようと思ったのですが
これ!という本がない。
・PCに入っているバージョンと異なるとやり方が違う
バージョンが異なると、ボタンの内容などがちょっとずつ違うのです
初心者には無理です。一気にやる気なくします。
・やりたいと思うことが載っていない
やりたいことAはかいてあるのにBが書いていないとか、
やりたいことすべてを網羅する本がない、
PC系の本は高いので欲しいもの全部は買えない。
・トラブルに対処できない
初心者なので、あれ?うごかない?とか
あれ?どこいった?が多い。
本には、さらっと書いてあるだけなので
トラブルには対処できないのです。
講座もダメ、本もダメ。困った。
問題点⑤好きなようにやってもダメ
課題の内容は「ウェディングのチラシ」でした
用紙のサイズや、写真や文章など細かい指示があるのですが
一番困ったのは
コンセプトにあったデザインをすること
結婚式のパンフレットなら
これまでにたくさん見たことがあるし、
ここはイマイチとか、出来たものをダメ出しすることは出来るのに
いざ自分がデザインするとなると
イメージが全く浮かばない。
コンセプトである「高級感」や「幸福感」を
どうやって表現したらいいかわからない。
もう自分の好きなようにやるしかなくて…
配布されている写真が
森の中のガーデンチャペルだったので
自然の中のウェディングみたいなチラシに。
コンセプト完全無視。
そしてさらに困ったのが、情報のわかりやすさ。
緑の上に文字を書きたいとき
どうやって書いたら読みやすいの?
黒で書いても白で書いても、非常に読みづらいのです。
どうやったら文字が読みやすくなるのかわからない。
ベテランデザイナーのmegさんやanさんにアドバイスをもらって、
文字は読みやすくなったのですが、
コンセプトは完全無視だったので、
講師の方からの評価は、散々でした。
注:対策ではなく、対処法
そんなこんなで、
初っ端からたくさんの壁にぶち当たりました。
ここからは対処法です。
対策ではなく、対処。
どうすればデザインが出来るようになるか、
この時点では、私にはわかりませんでした。
なので、どうやって乗り切ったか、
デザインの道を諦めずに済んだかをお伝えしていきたいと思います。
対処法①Canvaのテンプレートを味方につけよう
Canvaには、最新デザインのテンプレートが山ほどあります。
それを使わない手はないです。
Canvaの使い方がわからない、
使ってみたいけど難しいと思っている方、多いと思いますが、
はじめてなら、できないのは当然と開き直って
気になるテンプレートに当てはめてみる。
まず、そこからだと思います。
最初は、文字を変える、不要な文字を消す、くらいしか出来ないので
テンプレートほぼそのままになっちゃいますが
まずツールに慣れるには、それが一番かなと思います。
その作業をしながら
いろんなテンプレートを見て
ツールの使い方と、こういうデザインがあるんだなぁを
Canvaのテンプレートから学べます。
対処法②自分で調べながらやるが一番身につく
勉強の方法はたくさんあります。
・講座を受講する
・ネットや本で調べる
・Youtube動画を見る
・わかる人に聞く
ぶっちゃけ、
講義や解説を聞いただけでは、身につきません。
できた気分を味わえるだけ。
身につけたいなら、苦労するべし。
私が講座が受講できなくなって、
本やネットで調べながら課題を制作したことで
かなりの自信が付きました。
評価はどうであれ頑張った過程に満足するタイプ
例えば、レイヤーの扱い方。
慣れないレイヤーに苦戦していました。
常に手探り状態。
バナーやアイコン制作など小さいものなら、文字や写真も少ないけど、
チラシの制作では、文字も写真もたくさんあり
たくさんのレイヤーが必要。
綺麗に整頓しないと、どこに何があるのかわからなくなる。
講師の方に言われた通りにするのとは違って、
自分で考えて、工夫することで
すごく身につきました。
言われてやると覚えないけど
苦労した分だけ、身につくのです。
そのほかにも
グラデーションができたとか
背景の延長ができたとか
出来たことが少なからず自信になります
次も必ず上手くいくとは限らないですが
それでも、前はいっぱい調べたけど、今度は少し調べただけでわかるとか
次に作成するときは、新しいやり方にチャレンジしたいなとか。
どんどん幅が広がります。
なので、自分で調べながらやるが一番上達が早い気がします。
そして、
つまづいたときは、人に聞くのが一番早いです。
え?さっきは自分で調べろって言ってたやん
って思うかもしれませんが、
最初の段階でうまくいかないことが続くと、
挫折して、諦めてしまいがちです。
最初は、周りに聞ける人がいることが理想的だなと思います。
でも、「周りに聞く人がいないよ」って方もいると思います。
そういうときは、SNSを利用して聞くのもありだと思います。
InstagramやTwitter、Youtubeでノウハウを伝えている方が大勢います。
コメントや、DMで、「このデザインどうやって作ってるんですか?」と質問したら、きっとお返事もらえると思います。
ヒトユミの講座で聞くのもありですよ♡
おわりに
いかがでしたか?
デザインの世界に、足を踏み込んだ気分を味わっていただけましたでしょうか?WEBデザイナーへの道、まだまだ続きます。次回は、もう少し足を踏み込んだ人が、ぶち当たる壁について、お伝えしていきたいと思います。
次回もお楽しみに。
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