一森 奥

じわじわとラノベが書きたくなった。いざ書いてみたら、書くのには時間がかかることに気が付…

一森 奥

じわじわとラノベが書きたくなった。いざ書いてみたら、書くのには時間がかかることに気が付いた。 そのうちパンデミックになったので、パンデミックな日記をnoteで書き始めた。

マガジン

  • パンデミック下もしくはそれが終わってからの日常

    という題名の日記です。嘘っぽい感じで書いてましたが、大体本当のことになってきました。

  • さよなら僕の街

    バブルが膨らむのと一緒に、何もないところから成長していった僕と僕の街。陽気で幸福な80年代から陰鬱な90年代へと入っていく頃のお話。

最近の記事

2024年4月30日(火)

 曇り。すっかり初夏。  GW前半はゆっくりと過ごした。後半もゆっくり過ごすと思うが。  紫玉ねぎの新玉?が見切り品として激安で売られていた。触ってみてグジュグジュに柔らかいところもなかったので買った。毎日食べているが、辛さ控えめで甘い。水に晒すと甘みも抜けてしまうようなので、塩を振って豆板醤をかけてみた。チャツネっぽくなって美味しい。  ヒガシマルの粉をはじめて使った。なるほど美味い。疲れたときには良いかもしれぬが、疲れた時はラーメンにしがちだし、うどんを食べたい時は薄

    • 2024年4月25日(木)

       今日は晴れ。やや暑い。  昨日は雨がしとしとと降り続けて、肌寒かった。雨に濡れた木の葉の緑を見て、息子が生まれた日のことを思い出した。生まれて一日も経たずに大手術をすることになった息子の無事を祈るだけの夜。全くもって無力だった。病院の窓から、濡れた葉が街灯に照らされてぬらぬらと光っていた。という状況からどうにか抜け出してもう十年以上。今はすっかり健康でいる。  晩御飯は冷やし中華にでもしようかと思っている。今日は暑くなりそうだから。

      • 2024年4月15日(月)

         今日は晴れ。初夏の陽気。  昨日、荒川土手に散歩しに行った。赤羽から行くのは初めてで、知らない街を歩くのは楽しかった。桜がまだまだ残っていて、思わぬ花見になった。空が広く気持ち良かった。適当に歩いていたら東十条に出たので、東十条銀座を歩いた。とても栄えていた。反対側の商店街には行ったことがあったが、まさか両サイド商店街だったとは。  朝からトイレが詰まって地獄だった。便秘がちの息子のせいであることは間違いない。以前一回詰まった時は業者を呼んだが、今回はスッポンで手ずから解

        • 2024年4月11日(木)

           今日は晴れ。春らしい気温。  暖かい日差しと風の冷たさの対比が春を感じさせる。  最近雨も降るので、植物の生育が著しい。そこらじゅうに草が生え出し、花盛りで世界に色が戻ってきた。  Falloutのドラマが公開されたらしいので、週末見てみよう。  痴漢撲滅キャンペーンが行われているらしい。自分が学生だった頃には、毎朝のように女子が痴漢されたと口にしていた。あれから三十年近く経つわけだが、状況は一向に改善されていない。  そこから鑑みるに人間の意志の力でどうにかなるもんじ

        2024年4月30日(火)

        マガジン

        • パンデミック下もしくはそれが終わってからの日常
          312本
        • さよなら僕の街
          9本

        記事

          2024年4月5日(金)

           今日は花冷え。  虎に翼が良い。竹むらになお行きたくなった。  先日散歩の際に、霊園の中を散歩した。超勝院という法名のヘッダーを見て、イキってて格好良いなあと思った。調べてみたら、京都の方にそういう寺があるようで一応由緒はあるようだ。戦前の軍人の墓だったので、単純に粋がって付けたのかと思ったのに、オリジナルではないようで少しガッカリした。  寒いので今夜は適当な鍋にする予定。そういえば、最近包丁を磁器の底で研ぐようにしている。研ぎに出すほどの包丁ではないし、面倒だから

          2024年4月5日(金)

          2024年4月4日(木)

           今日は曇り。寒くはない。  暖房なしの生活は良い。もう少し暖かくなってくれるとなお良い。  今週の土曜に花見でもしたいが、新宿御苑は地獄のように混んでいそうなので、夜桜を見に上野でも行こうかと思っている。  朝ドラに出てきた竹むらにはずっと行きたいと思っているのだが、何故か縁がない。前を通ると閉まっている印象しかないので、決まって日曜に行っているのだろう。  先日、久々に桃林堂で砂糖漬けを買った。アソートでなく単品で売っていたので金柑にした。蕗が一番好きだが、単品には無か

          2024年4月4日(木)

          2024年4月1日(月)

           朝のうち雨、のち晴れ。暖かい。  昨日は雑司ヶ谷と鬼子母神あたりを散歩した。住宅街が広がっていた。寺も多い。桜の花が開いてきていた。既に葉が付きはじめていて、開花の遅さを感じた。といっても、十年以上前はこのくらいの時期に開花するのが普通だった気がするが。半袖でうろつけるくらい暑かった。縁日も出ていて長閑な一日だった。湿気も少なく暖かいこの季節は最高だ。  ここ最近、刺身を柵で買ってきて塩で締めるのが上手くなってきた。一手間かけるだけで、安物の刺身が化けるのでお勧めだ。本マ

          2024年4月1日(月)

          2024年3月26日(火)

           今日は雨。  週末に「ダンジョン飯」を読み終えた。途中まで単行本が出る度に買っていたのだが、十巻あたりで何故か止まっていた。アニメ放送を機に読み直すことにした。残りの巻も揃え、はじめて通しで読んだら物語がよく分かった。アニメの出来が素晴らしいこともあらためてよく分かった。  本当に良い作品だった。ネタバレしたくないので、他に何も感想は書かない。哺乳類展でレオポンを見て、レオポンは子孫を作れないという説明がされていた。ああそういうことかと膝を打った。  九井作品は短編集も良

          2024年3月26日(火)

          2024年3月25日(月)

           今日は雨。暖かいのか寒いのかよく分からない。  カタツムリを見かけたので、たぶん暖かいのだろう。  気分が冴えない。全くもって冴えない。  やる事は色々あるが、やる気がしない。やる気はしないが、そろそろやらないといけない。  今晩のメニューを考えなくてよいことだけが救いである。

          2024年3月25日(月)

          2024年3月18日(月)

           今日は晴れ。強風が吹き荒れている。  昨日の昼間はとても暖かかったので、外をぶらぶら歩いた。白木蓮やら木瓜?やら、名も知らぬ草の花が盛りだった。桜以外の花が綺麗だと思うようになったのはいつの事だろうか。  夏目漱石の小説に花を部屋に飾る描写があって、昔はよく分からなかった。部屋に花が飾ってあるのは良い事だと思う。大きくなくても良いので、飾ってあるだけで、心にほんの少しの余裕が生まれる気がする。最近は全く飾っていないが。  今日の晩御飯はカレー。明日はカレーの残りを流用した

          2024年3月18日(月)

          2024年3月14日(木)

           今日は晴れ。春に向かっている気がする。  なんとなくぼんやりしている気がする。気がする連打。今年は特に年度末のイベントがないので、普通。  最近、欧米系ニュースの内容がキツくて直視できないことが多い。ウクライナのドキュメンタリーを見た。一度兵役についたオッさんがFPSゲームやりながら「現実もゲームも一緒だ」と言っていた。言っていたのだが、グチャグチャになってしまった戦前の価値観が失われてしまったことに対する怒りと悲しみを押し隠すように、敢えて断言していたように見えた。

          2024年3月14日(木)

          2024年3月8日(金)

           今朝は雪。止んで晴れ間も見えるが寒い。  寒過ぎて気分が冴えないと思いながら歩いていると、うぐいすが現れた。かわいらしい姿にほっこりする。  自然を愛でる気持ちというのは、どうして年を取ると強くなるのだろうか。去年は桐の花が山里に咲き誇るのを見て、感動した。帰り道、山の上には満月が出ていて霧の花を白く照らしていた。今年も見に行きたい気がする。  などと思っていたら、鳥山明の訃報を知る。小学生時代、聖闘士星矢や北斗の拳、まだ微妙な感じだったジョジョ、男塾、きまぐれオレンジロ

          2024年3月8日(金)

          2024年3月6日(木)

           今日も寒い。雨。  真冬のように寒い。一度暖かくなったから、余計に寒く感じる。  テンションは非常に低い中、細かいあれこれが数多くやってくる。一つ一つは取るに足りない事ばかりなのに、それを一つ一つ片付けようとするだけで、アクションポイントがゴリゴリ削られる。「片付けようとする」だけで削られるのが肝で、実際には手を付けていなかったりする。そして、片付けたところで達成感がない。なぜなら取るに足らない事ばかりだから。  AIに片付けてもらいたい。  今日の晩御飯は豚ハヤシライ

          2024年3月6日(木)

          2024年3月5日(月)

           今日は晴れ。そこそこ春の気配。だが明日からまた寒いらしい。  最近お気に入りの肉屋のコストパフォーマンスが異常なことにあらためて気付かされた。ニュークイックとほとんど変わらない値段で、味は雲泥の差。一体裏で何をしているのか。  昨日は生姜焼きを作ってみた。普段は豚コマで適当に作るのだが、生姜焼き用の肉を使った。その形状の肉に慣れていないので、フライパンにこびりつかせながらしっかり過ぎる火の通り具合で仕上がった。  そんなどうしようもない焼き加減なのに食べたら柔らかかった。

          2024年3月5日(月)

          2024年2月27日(火)

           今日は晴れ。風が強すぎる。寒い。  今の家に五年住んでいるが、近所にはまだ知らないスーパーが残っていた。野菜は安く、魚もまずまずだった。個人商店で現金のみだが、悪くない。  個人商店で思い出したが、近隣の人口が増えるにつれて店が増えている。パン屋とケーキ屋、喫茶店が増えてきている印象だ。料理屋は高過ぎるて入れないのをいくつか見つけたが、あまり増えていない。チェーン店は面白くないので、個人商店が増えてくれるのは見る分には楽しい。  晩御飯は何かテキトーに安い魚が売ってい

          2024年2月27日(火)

          なくした記憶と友情の終わり

           人間の記憶というのは、とてもあやふやなものだ。僕は身をもってそれを知っている。だから、この話も事実とはかけ離れているのかも知れない。  あれは確か四年生の頃だったか、岡野君とばかり遊んでいた時期があった。岡野君は超巨大マンションの十一階に住んでいた。幼い頃僕がいっ君に連れていかれた、公園裏の広大な草むらに建てられた、あのマンションだ。  岡野君は何故か僕に優しかった。彼はサッカーがとても上手で、当時はまだ珍しかったクラブチームにも所属していた。四年生から部活動というものが

          なくした記憶と友情の終わり