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子どもの力を信じること。

これは私が注意された話だ。

子どもが1人で「何でも出来るようになって欲しい」と、ほとんどの親がそう思っているだろう。
これが成長だ。

親は、1人で出来るようにと何でもやらせようとする。
回覧板を1人で持って行っかせてみたり、野菜を1人で切らせてみたり、お風呂に1人で入らせてみたり・・・

親はそのとき、どうしているだろう。
回覧板を持って行ってもらったときに、近くまで様子を見に行ったり、玄関で待っていたりしていないだろうか。
野菜を切っているときに、包丁の使い方は説明したものの、そばでいちいち「こうするの、ああするの」と言っていないだろうか。
お風呂に1人で入っているときに、「ちゃんと洗えた?脇の下洗った?」などと、確認していないだろうか。

私はしていた。
それは、本当に子どもが1人でやっていると言えるのだろうか。

「それは、子どもを信じていないのと同じよ」と教えて頂いた。
そうやってそばで見ていると、子どもは「ああ、僕はできないからお母さんは、そばで見ているんだな」と自信を無くすことになるのだと。

それから、ぐっとこらえて、じっと家で待つことにした。
確認は必要最小限にした。
子どもが「できる」と言うなら、それを本当に信じることにした。
もしできないことがあるなら、子どもはちゃんとヘルプを出す。
そのときに、きちんと助けてあげればいいのだ。

子どもが頑張っているときは、親も頑張って見守る。
「子どもの力を信じる」のだ。

親が思っているほど、子どもは子どもでない。
立派な人間なのだ。

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