メイキング：ペンギンちゃんと宝石の島

こんにちは、はじめまして。若しくは、お世話になっております、ヒトトセです。

今回は、個展にも持っていく予定の、ビーズ刺繍アート作品のメイキングを、載せていきたいと思います。

タイトルは「ペンギンちゃんと宝石の島」です🐧💎✨

(実はcreemaで販売しています。https://www.creema.jp/item/11710619/detail  creema特集にも掲載予定です。)

ペンギンちゃんは、皇帝ペンギンがモデルで、これ自体もブローチとしてお使いいただけます。

背景の円形のキャンバスは、プリントした布にビーズ刺繍を施し、マグネットを仕込んでいます(詳しくは後編にて)

何故、この作品のメイキングを、記事として纏めようとしたか、というと。

この作品は、製作途中の写真を、割と小まめに撮っていた作品だからです。

そして、「ヒトトセの作品の作り方とか、記事にしたら…面白く感じてくださった、誰かが、個展に来てくれるかもしれない…！」という目論見です！！😆👍✨✨

とはいえ、説明下手の、ザックリしたメイキングです。

ペンギンちゃんが出来るまで、載せていきます‼️

①絵を描く

作りたい作品の絵を描きます。

ペンギンちゃんは、皇帝ペンギンなので、まず生体やら解剖図やら、紙媒体から水族館のHPまで調べて描きます🐧📝

(この世情で無ければ水族館に身に行きたかった…)

今作は更に、onnmo様にオリジナル硝子カボションをご提供いただけたので、それに合う全身のサイズ、パーツ配置を模索、描き入れています。

②アウトラインを捩じったワイヤーで縫い留める

絵を基に、型をとったり、若しくは直接、消えるペンでフェルトにアウトラインを描きます。そして、それに沿って、均一に捩じったアーティスティクワイヤー#24を縫い留めていきます。

地味で、なかなかテンションが上がらない作業です😅

海外作品だと、モールという素材を使ったりするですが、日本だと未だ未だ流通も種類も多くなくて。値段も安くないので。

それならいっそ、と、ヒトトセでは、同じ役割をしてくれて、手に入りやすいワイヤーを使っています。

ワイヤーを均一に捩じる工程が増えますが。

捩じりの細かさも調整出来、作品強度も増せるし、オリジナリティも追加されるので、ヒトトセ作品の欠かせない肝の1つかな、と思います。

③ビーズや天然石を刺繍していく

ようやく、ビーズ刺繍のターンです。一番楽しい所です👍

針水晶をはじめ、キュービックジルコニア、シェル等もガラスビーズと共に、縫い付けていきます。流れを意識して、同じガラスビーズが隣接し過ぎない様に、1粒1粒針に通して、留めていきます。

皇帝ペンギンは、首回りがオレンジ～黄色、白に、配色されているのが、キングペンギンとの大きな違いの1つなので、それを意識して作ります。

④足パーツを作る

今作の挑戦の1つが、足パーツでした。

省略してしまうことも考えたのですが、どうしても足と足のモフモフを表現したくて、トライしました。結果、より素敵に仕上がったので、本当に良かったです。

足パーツは、ワイヤーに毛糸を巻き付け、ビーズで刺繍し、接着剤で固めています。その後、両足として完成させ、内側に仕込みました。

ペンギンの足って、短そうに見えて、骨格的には、体内に長く埋まっているんですよね。不思議で素敵な生き物です💕

⑤裏地と縁をかがって完成！

裏地をつけて、縁をビーズステッチでかがって完成です(そこの写真はありませんでした。

地味な作業も多いのですが、完成すると、すごく嬉しいです！

小さなラッキーを運んでくれそうな作品になるように、いつも作りこんでいます。このペンギンちゃんも、正に、誰かを温かな気持ちにしてくれる子だと思います。

ザックリしたメイキングでした🐧✨

アジサイちゃんと。この子も、スパンコールの重なりが、ちゃんと紫陽花に見えるように研究しました🌸

それぞれの作品、その向こうで誰か素敵な人が身につけたり、手に持って微笑んでくれたりする像を思い浮かべながら。

ヒトトセと過ごした時間以上、長く大事にして貰えるように、作っております💪

ヒトトセ個展
「青い鳥が、探しています。」

2022/2/10(木)-14(月)
（2/11金曜日は建国記念日で祝日です)

*cafe&gallery LUPOPO*
　東京都世田谷区三軒茶屋1-35-20 平原ビル1F
　03-6228-1097
　info@lupopo.net
　営業時間 12：00-18：30(2021/11月より変更となりました！)

開催まで、274日。