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生きる意味とは?

 生きる意味について。

 生きることと死ぬことは、人間として生まれてそれなりの年数生きていれば意識してしまうことだと思う。それゆえに、よくある質問として「生きる意味とは?」ということが言われるわけである。
 哲学はもちろん、多くの芸術において表現しようと試みられてきたと思うと果てしないので、どれほどの先人たちがそれぞれ答えを出してきたのかということは置いておく。

 では、生きる意味とは何かについて自分なりに答えを出してみたい。そこでいくつかの考えを出しながら、自分の考えを整理してみる。

 まず、どこかで聞いたのだが、生きることは死ぬことだ、という考えがある。これもある種答えだが、それはあんまりな気がする。
 次に、そんなものはないという考えがある。これについては感想も何もない。一つ目同様、「ない…かぁ…」と少し悲しい気持ちにもなるので、これはパスしたい。せっかく生まれたのなら…と思ってしまう。
 一方で、ロマンチックな考えであれば、運命の人に出会うだとか、何かを追い求めるような形で生きる意味を見出すということもあるだろう。

 ヒトトギス自身、「生まれた理由」というものは良くも悪くも奇跡だと思う。ただ、「生きる意味」は正直分からない。分からないということは、見つけていないということだ。見つけていないと言うのは、どこかにあると考えているということだ。つまり、生きる意味は生きていく中で探すしかないのではないか、生きる意味は「生きる意味を探すこと」にあるのではないかと思うのだ。

 きっと生きていてもしょうがないと思う人もいるし、生きる意味なんてない、と考える人もいるし、上記のように考えられるのは恵まれているからだと思う人もいるかもしれない。ただ、そこは色々な考えがあっていいと思う。
 下向いて生きるよりかは斜め下くらいの方がちょっと先の景色が見えるし、もう少し顔を上げればいい感じに陽も当たるので、どうせなら前向きに生きていたいものだなぁと思う。


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