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枠にとらわれない発想で風穴をあけるコーチ 宮坂雪里さん(愛称:misya みーしゃ)

Hitoテラスは、従来のプロフィールでは伝えきれない、あなたの内に秘めた思い=インナープロフィールをインタビューによって引き出し、あなたの魅力が伝わる自己紹介をお手伝いするメディアです。

1.キャッチフレーズに込められた想い

2.misyaのインナープロフィール

秘めた想いその①:自由とは概念を固定せず、自分の心の中から生み出すものである

しっかりした常識あるご家庭で育てられたmisyaだが、「人としてきちんと、社会人とはこうあるべき」などの親のこうあるべき的な概念はまるで型にはめられたようで窮屈だったと言う。社会人となり経済的自立をすることで親元から離れ、さらには親の反対を押し切っての結婚をする。コーチングに出会うことで、さまざまなしがらみや囚われから解放され「ま、いっか!」という気持ちになっていったという。

misyaは常識や社会の枠組みをそもそも意識してないというか固定概念がないのだ。「社会の枠組みはあるけど、その中にもたくさん自由はあるよね」と言う。決まってる中で臨機応変にやる自由もある。
misyaの「自由」は一般的な定義(わく)とは違う。言葉の定義は自分と丁寧に向き合うことで自分なりの定義が見つかる。
例えば、田舎暮らしをしながら仕事をしていると自由だと言われることが多いが、田舎に住んでいるから自由なのではなく、どこに住んでいてもあなたの中からあなたの自由は生み出される。なぜなら自由は自分の心から生み出されるものだからだ。側から見て「あなたの生活は自由でいいよね」と言われても、misyaはしっくりこなくて、「あなたも自由だよね」と思っている。
また、自由と責任はワンセット。好き勝手にやっているのではなくて、自由とはこれをやりたいと思ったことをやればいい。何を選択するかは自分で決めてそれに伴う責任も受け止めることが自由だと言う。
「世の中の定義はそうだけどあなたにとってはどうなの???世の中の定義の枠をとったらどうなのよ??あなたなりの何かがあるでしょ。言葉にとらわれてしまうのは仕方がないけど、それだけじゃないよね?」という事はいっぱいある。そこから新しい風を呼び覚まし吹かせてくれるのがmisyaらしさなのかもしれない。

自分が面白いと思うことを思い切り楽しんでいる=自由

秘めた想いその②:「面白そう!」という好奇心が新たな扉を開く

小学校から高校までは今考えると窮屈な生き方をしていた。経験を積んでいく中でだんだん窮屈具合は薄くなっていき、さまざまなしがらみや囚われから解放され「なんとかなるか!」という気持ちになっていったという。misyaの人生で最大の転機は38歳の時、大都会の生活から田舎暮らしへ変えたこと。それまでは都会のど真ん中で暮らすことがとても気に入っていて、企業に所属して会社の仕事や社内コーチとして活躍していた。非常に興味深いのは、特に不満があったわけではないが、40歳を手前にして「もっと自分だからこそ出来ることにこの身体と時間を使いたい、それが面白そう!」と感じて会社を退職した。同時に都会から田舎へ引っ越し、より自由な生き方を選択するというのは、普通は勇気のいることだろうと想像する。でも、misyaにとっては勇気よりも「面白そう!」という気持ちの方が優っていた。さらには、50歳の時のマヤ暦との出会いも、「面白そうだから、何かがあるに違いない」という素直に直感に従って行動にうつすところが彼女らしい。misyaにとってマヤ暦は新たな世界をもたらしてくれたそうだ。マヤ暦自体を仕事にするのではなく、あくまでもその人をより深く、違う角度で観るためのツール、と彼女はいう。クライアントを想定外のところへ誘うカードのひとつなのだろう。misyaというコーチは一体どんな新たな扉を開くサポートをしてくれるのかと好奇心がわく。

ベトナムの和食店にて

秘めたその想い③:個性とはその人そのものが現れるものである

人からアニメ声だと言われることがよくあったそうだ。以前はそれが嫌だったが、いつの間にか自分の声が好きになり、声優になろうとナレーションスクールへ通う。声優への道は一度断念するが、今では自分の声がとても気に入っていて、読み聞かせをずっと続けている。平面的な声に感情を乗せることで表情をもたせ、自分ならではの個性的な声を楽しんでいる。
個性とは人との違いなだけであって、その人を表現するものだし、誰にでもあるもの。それがその人のもち味に変わると面白い。輝き方もキラキラからマットまでいろいろあっていい、とmisyaは語る。

もし個性がないという人がいたら?という問いには「個性とはそれぞれがもってるもの。表に出てる人も、そうでない人もいるけど、みんな当たり前に持っているDNAのようなもの。出すかどうかはその人次第、コンプレックスでなくて個性。個性がないという人には、”いえいえあなたにもあるよ”と伝えたい。それを出すか出さないかはその人が選ぶこと」と語る。
人って言葉の概念の中で生きてるから、言葉にするのは難しいがmisyaと知り合ってmisyaの世界観を体感してほしい。

それぞれの色(個性)はすでにもってるよね

秘めた想いその④:みんな地球の住人

misyaは、生後3か月の時にタンザニアに行く。登園は、ドーベルマンが幼稚園までついてきてくれていたそうで、犬の子供と共に育ったという。一般的にドーベルマンといえば警察犬にもなる優秀な護衛犬なので、一見怖いという印象を与える。ご両親でさえも身構える中、子犬たちと分け隔てなく戯れ、分かり合えるという感覚があったそうだ。ドーベルマンの親もmisyaだけには吠えることもなく優しかったという。そんな原体験の影響か、misyaの中では人間と動物、その他の生き物との分離感がないという。
ある意味人間だけが思考を持っているが故に生きることを複雑にしている。本来人も自然の一部であり、動物のようにシンプルに、自分のやりたいことに正直になることで、より自分らしく生きられる。だからこそ、「クライアントさんには徹底的に自分自身と向き合ってもらいたい」とmisyaは言う。
ここでいう「みんな」とは地球に存在するあらゆるもの全て、人も動物も植物も空気も自然も全てを含んでいる。

地球の神秘 自然の偉大な力

3.これからの活動について

コーチングはこれからも続けていくと同時に50歳で新しいチャレンジに挑戦!それは一度諦めたナレーションスクールに通い出したこと。声を通してもっと多くの人に関わりを持ち、「人が元気になることをやりたい!」。アニメ声の個性を活かして、自分の声を聞くことで楽しくなったり、「まあいいっか!なんかやってみよう!」と思ってもらえたらいい、という。misyaのチャレンジはこれからもどんどん進化していくのであろう。

船出〜前進するのみ

4.宮坂雪里さんの略歴

1995年 外資系自動車販売会社に入社、営業職に就く
その後半導体向けコンピュータシステムの開発・販売を請負う会社で総務全般を経験
2001年 外資系人事コンサルティング会社にグループセクレタリーとして入社
2006年 セクレタリーチームリーダーとして12名のセクレタリーの取りまとめを行う
2007年 スタッフィングコーディネーターに就任。所属する部署のコンサルタント約50名のプロジェクトアレンジを行うと共に、社長を含め役職問わずリクエストに応じて社内コーチとして活動
2007年 会社設立、ルーセントC 株式会社 代表取締役
2010年 独立し、千葉に居を移し現在に至る
【資格】
米国CTI認定コーアクティブ・プロフェッショナル・コーチ(CPCC)
国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)

宮坂雪里さんへの連絡先はこちらから

5.インタビュアーが感じたこと


インタビューを通して印象的だったのはmisyaが醸し出す『軽やかさ』。「自分の人生を振り返った時に大変だった出来事は?」という問いに対して、「すごく大変なことは何もない」と答えた。misyaの歴史を教えていただく中で、決して平坦な人生にはとても思えない。むしろ、私たちにはかなりインパクトのある出来事がいくつかあるように思えた。そこで、私たちが目から鱗だったのは『事実』に対する『解釈』の仕方だ。よく聴いていくと、落ち込まないわけではなく、気持ちが塞ぎ込むことがあっても、一晩寝ると忘れるというのである。落ち込む時間が短いゆえにストレス度が低いのだろうか?楽天家と言っていいのかわからないが、マイナスの感情の中から出る達人であることは間違いない。

さらに印象的だったのは、どうみても占いに興味がないだろうというおじさまにマヤ暦で占ってしまうという話。misyaには固定概念がないのかもしれない(笑)。人や動物との壁を作らないその在り方が自然と境界線をなくしてしまうのだろう。

常識にとらわれる事なく、さらりと変化を楽しんでいるようにみえるmisya。そんな彼女だから「枠にとらわれてる方にも軽やかに風穴をあけることができる」のだろうし、どんなふうに風穴をあけてくれるのかも非常に好奇心が湧くのだ。

今回は私たちがインタビューしました!

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