地元の人と場所の関係を深める。鞆の浦から福山駅前を巡る1日 in福山

こんにちは、藤本です。
8/9に、福山・鞆の浦にて鞆の浦とご案内する「ともに鞆の浦ツアー」と、夜には福山駅前の「AREA INN FUSHIMICHO Fukuyama Castle Side」にて、「ひと旅酒場in福山」を開催させていただきました。

ともに鞆の浦とは

広島県福山市出身の藤本が、地元との関わりを紡ぎたい思いで始めたプロジェクト。特に福山「鞆の浦」の町並みや暮らしや雰囲気が好きで、年に数回通っており、そこでできた町や人との関係やご縁を、ツアーやアテンドを行い都市部・全国の人と、鞆の浦を訪れ関係づくりを行いゆるいプロジェクトです。

ともに鞆の浦ツアー

今回、京都や大阪を中心に、まちづくり・建築・農家・大学教員・学生などの多様な方々を、鞆の浦の各地と人をご案内しました。
鞆の浦はみなさんはじめてで、町の歴史や文化、人や場所の成り立ちなど、とても興味関心を持って話をしながら街を歩きました。

福山駅からバスで30分降りると鞆の浦の港町

鞆の浦のシンボル常夜灯からスタート

参加された皆さんとともに

また今回は、今後福山市と連携して行う、「移住者の暮らしの調査」の一環も兼ねており、鞆の浦に移住された方々へのインタビューをしっかり行いました。真夏の天気で暑すぎるぐらい・・でしたが、なんとかみんなで街を練り歩き、町の良さを共有できました。

鞆の浦の歴史ある町並み

入江保命酒

ランチはいつものおてびで。いつもカウンターで魚とおばんざいをあてに飲みすぎてしまう・・

移住者インタビュー調査「長田さん」

仙酔島や渡船が見える海目の前のカフェSHIONさん。いつもありがとうございます。

移住者インタビュー調査「鳥井さん」

鳥井さんには「NIPPONIA鞆港町」の宿もしっかりご案内いただきました

医王寺からの風景。崖の上のポニョの構想の舞台となった鞆の浦の街と赤い屋根

福山市役所の山本さんたちも合流し、最後にみなさんで。（土井さんやオンライン打合せで不在）

AREA INN FUSHIMICHOとの始まり

AREA INNは、福山駅前にある、ワークスペース＆宿泊施設（ゲストハウス）＆カフェバー。福山に帰ると必ず立ち寄りワークをしたり、一杯飲みに立ち寄ります。いつ行っても心地よくある場所です。
7月に開催したひと旅酒場in丹後でもオンラインにてお話しいただきました。

一緒にしたこと

今回、マネージャーの壇上さんと話し、ひと旅酒場を快く一緒にしましょうと引き受けていただき、壇上さんが元料理人ということで、各地の食材を藤本が手配しコラボ料理も提供・・と話を進めていたのですが、私の準備やスケジュール的なこともあり、福山駅前（伏見町）のリノベーションエリアや店舗の町歩きby壇上さん＆AREAINNで 保命酒サワーで乾杯0.5次会というコースにしました。笑

また都市部の人に泊まってARIA INNを体験して欲しいと、京都や大阪から参加した友人は、AREIAINNに宿泊するセットプランにしました。

壇上さんいつもありがとうございます

ともに福山駅前エリアを巡る

4年前ぐらいにリノベーションスクール福山に参加した頃は、再開発の中止を受け、ほとんどの店舗が撤退し駅前がゴーストタウン化？してましたが、この数年で数十店舗の参入などもあり、多様で面白い駅前になっています。実際にこのエリアの地価が上がっているそうです。

男性の泊まる宿はゲキ渋なビルです

壇上さん案内のもと伏見町アテンドスタート。

たまたま道端であった谷田さんにご案内いただく流れに

食とものづくりのチャレンジショップ「リトルセトウチ」

たまたま居合わせた福山のみなさん。旧水曜カレーは翌日食べに行きました。

トイレがカッコ良すぎて写真撮る藤田さん

駅前屋台の実証実験

1時間ほどの0.5次会には、伏見町アンバサダーや、福山にUターンされた方々、福山市役所の方々など集まり、地元との交流もできました。

保命酒ハイボール作りも慣れてきました。

暑い中１日お疲れサマでした！福山での長い一日を保命酒サワーで乾杯。二次会はお好み焼き屋。三次会は尾道ラーメンでしめました。

旅を終えて

今回の「ともに鞆の浦ツアー」「ひと旅酒場in福山」と、欲張って無理に詰め込みすぎた1日でした（笑）が、福山のローカルと街の両方を見ることで、福山の面白さが面的に伝わった気がします。

実際に、このあと始まった福山市の移住者のインタビューリサーチのプロジェクトは、鞆の浦だけでなく、福山の街中、そして山野など北部エリアとエリアを絞らず広域なアプローチに繋がっています。
またこれまで藤本が福山でお世話になった方々の関係性を、移住のインタビューを通じて再度関係性が始まるような流れにもつながっています。

大阪公立大学土井ゼミの皆さんとのリサーチ（福山市内海町）

最後に今回のツアーの感想を参加者の大森くんに丁寧にまとめてもらってます。今回のツアーでの人や街を案内する様子に刺激を受け、彼の地元（三重県伊賀市）でも何かできないかと動かれているようです。また今回知り合った福山の方と、伊賀のお米と福山の特産品の物々交換的なことも始まっているようで、まさに「ひと旅のごちそう」がつくりたい、地域を超えた人との繋がりと関係性の始まりが、この度から生まれていました。