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【響け!ユーフォニアム】

 武田綾乃作のライトノベル及び、それを原作とするテレビアニメ等。吹奏楽部を舞台とする。
 雑誌『アニメスタイル』2015年11月号の表紙にイラストが掲載された際、本作は「西洋人から見れば児童ポルノだ!」とする、下記のようなツイートを発端とするバッシングがあった。ツイート主はアニメ評論家・翻訳家を称する久美薫という人物。

 ちなみに同氏のアカウントは2021年11月現在、ツイート全消し済みらしいので、ツイートは各所の引用・スクショから拾ってきたものである。

 さて、どう児童ポルノなのだろうか。

(上のツイートに添付していた画像)

 吹くなとでもいうのだろうか。
 そもそもユーフォニアムという楽器は、リコーダーなどのように細い吹き口を咥え込むのではなく、広がった吹き口(マウスピース)に唇を当てて吹き込むものであり、オーラルセックスとは全く似ていない吹き方になるのだが。

(ユーフォニアムを吹いているところ。Music Lesson Labより)

 あまりにカビの生えたフロイトの亡霊丸出しの言い分に、ツイッターは大喜利状態となり【男根のメタファー】がトレンドに表示されるまでになってしまった。

 馬鹿にされまくった久美氏は逆ギレし、【出羽守】丸出しの「海外では日本アニメは児童ポルノ!」論をハフポストなどに寄稿。AWN(Animation World Network)にネガキャン記事を投稿するなど精力的にアンチ日本アニメ活動を展開する。

 しかしこの英文記事の中で、【トンデモ本】著者として著名なウィルソン・ブライアン・キイの妄想的主張(リッツクラッカーには陰謀によってサブリミナル情報が仕込まれており、凝視しているとSEXという文字が浮かび上がると言い張ってる人)を信じていることが判明。ますます単なるトンデモさんであることが明らかとなってしまった。

 のちにネット論客の青識亜論氏は、2019年11月に開催されたリアルイベント「これからのフェミニズムを考える白熱討論会」において本件を紹介し、会場の笑いを誘った。同氏は「フェミニズムによるクレーム例」の1つとして本件を紹介しただけで特段の侮辱を追加したわけではないが、討論相手の石川優実氏をはじめとするフェミニスト達には相当屈辱的と感じられたようであり、あちこちで恨み言を述べていた。
 恨む資格があるのは言い掛かりを付けられた方であって、言い掛かりをつけておいてそれを紹介された方ではないのだが。

 なお、久美氏のツイートでも触れられているように、本作は京アニこと京都アニメーションの製作である。周知のように同社は2019年7月18日、日本史上最悪の放火殺人事件の被害を受けた。このため京アニは(大変不謹慎な言い方であるが)「かわいそうランキング」を爆上がりしてしまったのである。
 海外でも当たり前ながら大ニュースとなり、それに伴って作品も多くのニュースで肯定的に取り上げられる。
 つまり、久美薫にとっては全く予想もしていなかった大変動で「おいおい久美薫さんよー、海外じゃ京アニ作品は児童ポルノじゃなかったのかー?」ということになってしまったのである。

togetter「なぜ久美薫は荒ぶるのか」より

 結局、彼のアカウントは逆ギレを繰り返した果てに全てのツイートを削除し、こうなってしまっているのだった。南無阿弥陀仏。


参考リンク・資料:

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