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 表現弾圧を常習とするフェミニズム団体のひとつ。『岩波女性学事典』には以下の通り。

1960年安保闘争後に設立された個人加盟,全国組織の女性運動体.安保闘争に参加した民間女性たちが,62年に平塚らいてうらの呼びかけに応じて結成した.らいてうは初代会長に就任.日本の独立と民主主義,憲法改悪反対,女性と子どもの権利の幸せ,世界の女性との連帯などを目標に掲げる.小児まひワクチンのソ連からの輸入実現など,暮らしに密着した具体的な問題に,都道府県から市町村にまで広がる組織を活かして取り組む.会員は98年度で約20万.共産党支持者が多い.機関誌『新日本しんぶん』(週刊)を発行.国際婦人年連絡会所属.(駒野陽子)

 上記には「共産党支持者が多い」とあるだけであるが、『日本共産党の七十年』にも「党と民主的な婦人運動の指導者や活動家の努力によって」生まれたと明記されているなど、設立そのものに共産党が深く関与しており、実質的に「共産党の別働隊」である。そのため性表現以上に自衛隊の広報活動に対する敵意と憎悪が強く、各地のイベントにおける自衛隊の広報活動を攻撃している。

 実際に2019年7月の神戸市大丸須磨店のイベント【夏休みパラダイスin須磨】では自衛隊車両の展示中止、2018年に埼玉県鴻巣市「エルミこうのすショッピングモール」で開催予定であった【夏休み特別企画!自衛隊と警察ふれあいフェスタ2018】はイベントそのものが中止になるなどの被害があった。
 そのほか茨城県大洗町の『ガールズ&パンツァー』関連イベントや、世界的模型の祭典である【静岡ホビーショー】における車両展示などにも抗議を繰り返している。さかのぼれば2008年、沖縄県石垣市【やいまふれあいコンサート】での自衛隊音楽隊の演奏にさえ中止要請をおこなっている。

 イベントだけでなく攻撃対象は書籍にも及び、講談社ビーシーの幼児向け図鑑【はじめてのはたらくくるま】に戦車などの自衛隊車両が載っていたというだけで抗議を仕掛け絶版させるなどの被害が生じている。

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