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【#スーパー戦隊を子供に返せ】

※【#仮面ライダーを子供に返せ】【#We_do_not_need_Gravia】からも転送されています。

 2020年7月20日頃ツイッターで作られたハッシュタグ。
 同日発売の『週刊プレイボーイ』誌にて「素顔の戦隊ヒロイン大集結」という特集が組まれたことに抗議するものであった。同号は当時放映中の『魔進戦隊キラメイジャー』でグリーンとピンクを演じる新條由芽・工藤美桜のほか、過去作品にレギュラー出演した数名の女優のグラビアを掲載した。

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同特集には仮面ライダーシリーズのレギュラーヒロイン*1は含まれないが、ついでのように【#仮面ライダーを子供に返せ】というタグが付随していることが多い。
 またこれらほどメジャーではないが、#We_do_not_need_Gravia というタグも作られた。どうやら「グラビアは要らない」と書きたかったらしいのだが、恥ずかしいことに「グラビア」の綴りが誤っており、正しくはgravure。その上グラビアを「雑誌で水着女性などが載っている写真ページ」の意味で使うこと自体が和製英語で、本来は凹版の版画を意味する印刷用語である。

 当然ながら同誌にグラビアが載ったからといってファンの子供たちに不利益なことは一切なく、【子どもに見せられない】に類する【ラブジョイの法則】の典型事例である。ましてやプレイボーイ誌はターゲット層が青年以上であるというだけで、別に18禁雑誌でもなんでもない。

 【韓国】系フェミニストの【メガリアン】によるものであり、そのため当初は #スーパー戦隊を子供に返せ で検索すると、ハッシュタグそのものは日本語であるにもかかわらず、アカウント名にハングルがずらりと並ぶ異様な光景であった。

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 その後に日本のフェミニスト系アカウントも加勢したものの、トレンドに乗って日本側の特撮ファンはじめ一般人に認知されてしまったのが運の尽きであった。椿隆之(『仮面ライダー剣』主演)、井上正大(『仮面ライダーディケイド』主演)、水崎綾女(『特命戦隊ゴーバスターズ』エスケープ役)各氏らが批判的にツイートしたこともありファンが結束して対抗。

 結局、フェミニスト達の意図と逆に、本ハッシュタグ及び狭量なフェミニスト達に対する批判一色となった。
 これには、もともとスーパー戦隊自体が、過去ポルノ・AV女優であった人がレギュラー出演する*3ことも何例もあったシリーズであり、性嫌悪的な価値観に対してファン層に免疫があったことも関係していると思われる。
 フェミニスト達は「成人男性がメインターゲットの雑誌『プレイボーイ』と、子供向けの作品のコラボは相応しくない」と弁解したものの、それならばなぜ、かつて児童に絶大な人気を博した漫画『キン肉マン』の続編が長期にわたり掲載されていることに、何の反応もなかったのか。その矛盾は隠しようもない。
 ともあれ圧倒的な人口差でタグを乗っ取られた韓国フェミニストたちは「日韓併合」の屈辱をタグの歴史においても繰り返すことになってしまったのである。

 その後、伊藤陽佑(『特捜戦隊デカレンジャー』デカグリーンこと江成仙一役)氏が提案したハッシュタグ #戦隊はみんなのもの がファン側に広まる展開を見せている。なお #仮面ライダーはみんなのもの タグも併せて広まっている。

 その後『FLASH』10月13日号にも新條由芽氏はグラビアで登場し、現在もスーパー戦隊ヒロイン役女優がグラビアに雑誌登場する流れは続いている。

 しかし、フェミニストはもはや力尽きたのか沈黙したままであった。

参考リンク・資料:

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