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 京都市交通局の、地下鉄・市営バスの利用促進プロジェクトの名称。
 財政難により起ち上げられた京都市職員有志による「若手職員増客チーム」の一部「燃え燃えチャレンジ班」によって第1号キャラクター「太秦萌」が誕生。キャラクターの増員やリデザインを経て、2013年に本プロジェクト名が命名された。
 その後ライトノベルの刊行や、クラウドファンディングによるアニメ制作、各種コラボレーションを通じて人気を博し、現在では各駅をはじめとする多くの場所でポスター等が見受けられる、すっかり同市営地下鉄の「顔」として定着している。

 どのキャラクターも取り立ててセクシーな格好をしているわけではないにもかかわらず、見境のないフェミニストからしばしば攻撃に遭っているが、幸い現在のところボヤで済んでおり、取下げやプロジェクト中止などの被害はない。

 2016年1月、ツイッター上でフェミニストが彼女らを指し「オンナノコをお飾りに使う文化」「どこにでもシール貼りまくる幼児を連想する」等と罵り、ネットニュース等に取り上げられた。なお、この時からすでに「フェミニズムは“アンチ男性”“アンチオタク”の社会運動」と現在でも繰り返しなされている指摘が帰って来ている。

 2020年8月にも、【全国フェミニスト議員連盟】に所属する北九州市議(無所属)の村上さとこが「全国政策研究集会」で上京した際、駅の壁画を写真に撮ってバッシングツイートを行った

 このツイートは本当は横に男性キャラクターも描かれているのだがそれを映さず、ミニスカート(といっても異常な短さではないが)の女子高校生3人娘のみをことさらに写真に収めている。さらにキャラクターの1人である「松賀咲」のスカートから覗くスパッツを「アンダーパンツ*1」と称して、あたかもパンチラしているかのような文章を付けた上で、「男性目線のキャラ」呼ばわりし、それが女性差別表現であるかのような誘導的な投稿をしたのであった。

 村上さとこはこの「地下鉄に乗るっ」を環境省や自治体といった「税金を使った、公共政策の広告物(公共物)」だからと批判している。
 では、彼女にはぜひ、この1年前に税金を支出し公共の会場で行われた「表現の不自由展・その後」を擁護した姿勢を守り続けて欲しかったものである。

 ちなみに、別のポスター(アニメ『のうりん』と美濃加茂市観光協会のコラボレーション)がバッシングされた際、この『地下鉄に乗るっ』のイラストを「健全な例」に持ち出したことがある。
 このような「別のものを口先だけ認めてみせることで、公正なジャッジをしているかのように偽る手法」をフェミニストは頻繁に用いる。

参考リンク・資料:

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