【ネトゲ戦記】
インフルエンサーである暇空茜氏の自伝。2024年2月21日にKADOKAWAより刊行。
著者の「高校を中退して伝説のネットゲーマーとなり、ゲームクリエイターになってベンチャー会社を立ち上げたら裏切られて死にかけて、7年かけて逆襲し6億円をゲットした」(序文より)過去を綴ったものである。
取り扱いを予定していた「アニメイト」は同月16日、理由を明示せず「諸般の事情により」取り扱いを中止するむね発表した。
背景として、本作の出版は左派・フェミニストから盛んに反感を買っていた。
というのも暇空茜氏は、フェミニストである仁藤夢乃氏の【温泉むすめ】バッシングに反感を持ったことをきっかけに、彼女が率いる女性支援団体「一般社団法人Colabo」の会計情報などを探ってネット上で批判を繰り広げていたからである。
とはいえ本書にはそれらについての事実は何も記載されておらず、それ以前の時期を扱ったものである。
また、本作のColaboと繋がりが強いと暇空氏が考えて攻撃しているいくつかの団体のひとつに「ぱっぷす」がある。ぱっぷすは美術展【会田誠展:天才でごめんなさい】や書籍【ひとはみな、ハダカになる。】などを攻撃し、またAV規制を強硬に推進している表現規制派フェミニズム団体である。
同団体は短縮URLサービスをも提供しており、アニメイトがその短縮URLを「敵」である暇空茜氏の著書宣伝に使用したことを嫌がらせであると見る向きもあった。
著者の暇空茜氏はX上で「口止めされていたが自身の責任で言う」と前置きし、「暇空茜の本を販売するなら京アニ事件を起こしてやるとの脅迫が届いたから」であることを述べている。
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