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 オランダの画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853~1890)による名画。

種まく人(西洋絵画美術館より)

  2022年11月4日、ローマのパラッツォ・ボナパルテで開催されていた「ヴァン・ゴッホ クレラー・ミュラー美術館名画展」で、環境団体「Ultima Generazione(最後の世代)」の構成員4人が本作にエンドウ豆の野菜スープを投げつけた。
 作品は保護されており、本体は無傷。
 Ultima Generazioneはツイッター上で「私達は生命を愛し、芸術を愛するために行動する。皆の食料を確保するのに苦心する未来に、芸術が守られるとなぜ思えるのか」と犯行理由を投稿した。

 パラッツォ・ボナパルテ側はインスタグラムで、名画展の中でデモがされることは元々分かっていたとして、今回の【エコテロリズム】に対する準備もできていたことを述べている。

 ゴッホの作品については、同年10月14日にロンドンのナショナルギャラリーで【ひまわり】に対しても、やはり環境団体がトマトスープを投擲している。

参考リンク・資料:

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