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【それでもボクはやってない】

 2007年1月公開の日本映画で、痴漢冤罪裁判を描いている社会派作品。西武新宿線第1事件など複数の実在冤罪事件に取材している。

 フェミニスト達によって「実際には痴漢冤罪などないのにあるかのように悪影響を広めている罪深い映画」という冤罪を着せられている作品。

 フェミニストによれば痴漢冤罪の危険性は都市伝説であり、性差別者がもてはやすフィクションの中だけのものである。現実に痴漢を疑われた場合は微物検査ですぐに冤罪が判明する(実際に微物検査によって冤罪が晴れたケースもあるが、逆に微物検査で何も検出されなかったにもかかわらず有罪になった事案も存在するため、確実な冤罪証明方法ではない)
 現実の痴漢冤罪事件について書かれた本など幾らでもあるのであるが。

 そもそも本作自体が、監督の周防正行が実在痴漢冤罪事件である「西部新宿線痴漢冤罪第1事件」に関心を持ち、日本の司法制度における被疑者保護の不十分さについて問題意識を持ったことから制作されたものである。

現実の痴漢冤罪についての数多くの書籍の一部

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